エステ開業にあたり、様々なエステ商材を揃えておく必要があります。
具体的にどのような商材が必要になるのか、またどのように選べば良いのかなどエステ商材に関して様々な疑問や悩みを持つ方は多いでしょう。
そこで今回は、エステ開業に必要なエステ商材の選び方や購入方法などをご紹介していきます。
エステ開業する前に揃えておきたい商材
エステ開業する前に施術で使用するものや店内に配置する備品だけではなく、顧客に提供する商材も揃える必要があります。
始めにエステ開業前に揃えておくと良い商材をご紹介しましょう。
化粧品
ボディマッサージやフェイシャルなど施術をする際には、効果を高めるために化粧品を使用します。
また美容はホームケアも重要となるので、ホームケア用の化粧品も提供できると顧客の満足度が高まる可能性があります。
ドラックストアやデパートの化粧品売場などでは購入できない、エステサロンのみで取り扱う化粧品であれば、特別感を付帯できるでしょう。
化粧品を気に入ってもらえればリピート購入にもつながります。
健康食品
サプリメントや健康食、ハーブティーなど健康や美容のサポートにつながる健康食品を取り扱うのもおすすめです。
人の体は栄養や酵素により機能しており、規則正しい生活や栄養を考えた食事は非常に大切です。
食事に関しては、気を付けていても不足しがちな栄養があったり、食べるものが偏ったりすることあります。
その偏りをカバーする時に便利なのが、色々な栄養を含む健康食品になります。
最近は内面から美しさに追及していこうと考えるエステサロンも多いので、健康食品も人気を得やすいエステ商材です。
ダイエット食品
エステサロンに通う人の中には、ダイエットや痩身目的で訪れる人もいます。
痩身を重視したエステサロンであれば、ダイエット食品を揃えておくと良いでしょう。
ダイエット食品にも様々な種類がありますが、例えば置き換え用のフードやファスティング用の酵素ドリンクなどが挙げられます。
単純にローカロリーな食品ではなく、栄養面も考えたダイエット向きの食品を揃えてみてください。
その他美容用品
化粧品やダイエット食品以外にも、エステ商材となる美容用品はたくさんあります。
例えば、ヘッドスパを行えるエステサロンなら、ホームケア用のシャンプーやトリートメントなどのヘアケア用品もエステ商材になります。
他にもボディーソープや日焼け止め、バスソルトなど関連する美容用品もエステ商材の候補となるでしょう。
エステ商材を取り入れることで収益性を高められ、施術数が少なかった月でも収益が下がるというリスクを下げることが可能です。
エステサロンの内容に適したエステ商材を事前に揃え、開業時から販売していきましょう。
エステ商材の選び方
エステ商材は様々なメーカーから出ており、数多くある中から取り扱う商材を選んでいく必要があります。
顧客の満足度を高めるためには、安心・安全なエステ商材を揃えることが必要不可欠です。
ここからはエステ商材の選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
安全性に優れたものを選ぶ
含まれる成分や配合率、配合方法に応じて、商材の効果は変わってきます。
上質な成分を高濃度でたっぷり含まれる商材は高くなる分、大きな効果に期待できるでしょう。
しかし、人によって体質や肌質は異なるため、体に合わないこともあります。
成分やその影響を確認し、誰でも安心して使えるものを基本に選ぶようにしましょう。
ブランド力に優れた商材を選ぶ
人々から認知されているブランドは、顧客も信頼性を感じられます。
ただ、ドラックストアやコンビニなどどこでも買えてしまう商品では、エステサロンに置いておく意味はなくなってしまうでしょう。
ブランド力があるメーカーのサロン専用商材を用意することがポイントです。
ブランドのファンの中には、エステ専用の商材を求めて来店するケースも少なくなく、新規顧客やリピーター獲得のきっかけにもつなげられます。
また、取扱店となれば、メーカーサイトなどで取り上げられて宣伝になることも期待できます。
効果とコストのバランスを見て決める
エステサロンのコンセプトやターゲットとしている顧客の属性によって、求める効果とかけられるコストは変わってきます。
例えば、20代や30代は乾燥、40代以降はシミという風に年齢によって肌の悩みは異なるでしょう。
幅広い年齢層をターゲットにしているなら、どの年代にも対応できるエステ商材が必要です。
逆に一定の年齢層に絞り込んでいる場合は、そのターゲットの年齢層が抱えやすい悩みに的を絞って選ばなければなりません。
さらに、独身か既婚者か、働いているか専業主婦かなどによっても自由に使える金額が変わってきます。
効果が高いエステ商材は高額になりやすく、仕入れコストも大きくなりやすいです。
ただ、あまりに高いと手が出せないという人は多く、なかなか売れず収益につながらない可能性も考えられるでしょう。
そのため、効果と同時にターゲットにしている人が負担なく購入できるコストであるかも配慮して選ぶことが大切です。
エビデンスのある商材を選ぶ
エビデンスとは、医学分野では信頼性のある臨床研究で実証結果があることを指します。
ただ「○○に効果があります」と言われても、具体性がないので説得力に欠けてしまうでしょう。
しかし、正確な根拠があれば効果に対する信憑性も高まり、効果や安全性に期待感も高まります。
情報社会の世の中ですが、効果の部分だけ広まって偏った情報だけが浸透しているケースは珍しくありません。
エステサロンのオーナーから見ても、効果と安全性に信憑性のあるエステ商材を選ぶためにはエビデンスの有無が重要となります。
エステ商材を選ぶ際はエビデンスを確認して選ぶようにしましょう。
エビデンスが分かっていれば、実際に商材を売る際にも説得力を与えられるので、顧客の購買意欲の向上も狙えます。
エステ商材を購入する方法
エステで使用する商材を購入する方法は2種類あります。
それぞれの方法を解説していきましょう。
メーカーから直接購入する
導入する化粧品が決まっている場合は、メーカーに直接問い合わせることで購入できます。
メーカー担当者が商品について詳しく説明してくれるため、商品知識が高まり顧客満足度アップにもつながります。
しかし、まだどの商品を使うか決まっていない段階でメーカーに問い合わせることで問題が発生することもあります。
メーカーに問い合わせ、商品について理解を深めようとしても、他社商品について否定的に説明されることもあるため、欲しかった商品であっても魅力が半減してしまうのです。
サロンの方針に合う効果的な商品を見つけるためにも、導入する商品が確定していない段階ではメーカーへの直接の問い合わせは控えた方が良いでしょう。
美容卸売り業者から購入する
導入する商品が決まっていないなら美容卸売り業者への問い合わせをおすすめします。
美容卸売り業者では、様々なメーカーの商品を取り扱っています。
メーカーによって特徴の違う商品が販売されていますが、公平な目で判断してくれるため、自身のサロンに合う商品を見つけることに役立ちます。
また、より良い商品を見つけ出すためにも、実際に自分の手に取って試せる工夫のある卸売り業者や担当者がつく業者は安心感があります。
購入後のフォローが手厚い業者や販売元の会社への信頼度も重要視するポイントとなるので、購入する際には注意しましょう。
ただし、担当者がエステティシャンでない場合は対応力が不足していることも考えられます。
エステを施術した際に肌トラブルが起こった場合の対処法や対応力がないことえで満足度が上がらずに顧客に不満を与えてしまうことにつながります。
リピーターを増やすことができなかったり、顧客離れを起こしてしまえば売上にも大きな影響を与えます。
担当者の力量も大きなポイントとなるでしょう。
また、化粧品だけではなくサロンで使用する備品も一緒に購入できる卸売り業者の場合、まとめ買いをすることで費用が安くなるなど、お得なサービスを実施している業者もいます。
管理も楽になるのでメリットは高いでしょう。
エステ商材で失敗を防ぐには?
エステを開業する際に購入するエステ商材で失敗を防ぐ方法はあるのでしょうか?
失敗しないためにも防ぐためのポイントを解説していきましょう。
自身が使用して効果を感じる
自分自身が効果のあるアイテムだと判断することで、顧客にも満足される商材となります。
検討中の化粧品が複数あれば、実際にどのような効果があるので確認してみましょう。
使いやすさやテクスチャーなど、見た目だけでは分からないことも自身で試すことで理解できます。
自分自身が納得できたものを選ぶことで、自信を持って商材をアピールできるでしょう。
サロンコンセプトに合ったアイテム
サロンを開業する際には、サロン独自のコンセプトを考えます。
コンセプトはサロンによって違いがあるため、サロンによって取り扱う化粧品にも違いがあるでしょう。
例えば、シミやシワなどの年齢によって増える悩みに特化したサロンであれば、シミやシワに特化した化粧品を購入する必要があります。
全く違うケア専用の化粧品を使用したり、販売をしても意味がないので、サロンのコンセプトに合うアイテムであることが大切です。
ターゲットについて理解する
サロン商材を選ぶ時はターゲットに合ったアイテムを選ぶことも重要です。
年配向けのサロンであれば、年齢肌に合ったアイテム選びをしましょう。
若年層を中心としたサロンを目指す場合には、若年層特有のニキビや脂性肌に特化した化粧品を備えてみるのもおすすめです。
肌質に合った化粧品選び
世の中には様々なタイプの肌質をした人がいます。
乾燥肌や脂性肌、敏感肌などがありますが、敏感肌の方の化粧品選びを失敗するとトラブルが発生することも考えられます。
肌に易しいアルコールフリーや添加物を使用していない化粧品など、刺激の少ない肌に対して安心な化粧品選びが大切です。
差別化を図る
自身が経営を行うサロン周辺に同じようなサロンがあれば、どのような商材を使用しているか事前にチェックしておきましょう。
同じ商材だった場合、効果は同じなのではないかと認識されることもあり、集客アップが狙えない可能性があります。
他店で使用されていない商材を選ぶことで、差別化をすることができ、独自の強みを生み出すことにもつながるでしょう。
事前に顧客の声を集める
新しい化粧品やサプリメント、ドリンクなどを使用する際には、事前にサンプルを使用してもらいお客様の声を集めることも有効です。
ターゲット層にあたる人にサンプル品を使用してもらい、その使用感をアンケートで答えてもらうことで化粧品の良さを多くの人に知ってもらうことができます。
多くの人を満足することができれば、自信を持って勧めることができ、サロンの強みにもなるでしょう。
エビデンスにこだわった唯一無二のエステ商材
エステで導入する商材選びでは、エビデンスのしっかりした商材を選ぶことが重要です。
そこで、おすすめの商材をご紹介していきましょう。
ハーブザイム 113 グランプロ シリーズ
エステプロラボから販売されているハーブザイム 113 グランプロ シリーズは、酵素栄養学に着目してファスティングプログラムのために開発された酵素飲料です。
113種類もの国産植物が使用され、発酵促進剤を使用することなく天然の複合酵母を使用した自然発酵の酵素飲料となっています。
白砂糖や着色料、香料、保存料、人工甘味料、安息香酸を使わず体にも安心であることがわかります。
プロフェッショナルユース ハーブティーセレクション GRAN PRO.
こちらもエステプロラボから販売されている商品です。
世界中から厳選されたハーブや茶葉を使用したハーブティーで生活習慣や美容、食生活の乱れなど、目的に合わせたハーブティーを選ぶことでサポートをしてくれるアイテムです。
エステサロンをこれから開業する方や、開業している方にとってサロンで提供している商材選びは集客力アップや満足度アップなどに欠かせないアイテムです。
しかし、世の中には様々な商材があるので迷ってしまうことも多いです。
エステ商材の選び方や失敗を防ぐ方法を参考に、自身のサロンに合った商材を見つけていきましょう。