フランチャイズ

エステのフランチャイズ経営とは何か?契約を結ぶ際に注意すべきことは?


経営初心者でも少ないリスクでエステサロンを開業したい方は、フランチャイズとして開業する方法がおすすめです。
ただし、フランチャイズ経営を成功させるためには、フランチャイズの仕組みや契約時の注意点などについて、あらかじめ理解を深めておく必要があります
そこで今回は、エステのフランチャイズ経営とは何か、フランチャイズ契約を結ぶ際に注意すべき条件を解説するとともに、エステのフランチャイズ経営におすすめのフランチャイズ本部もご紹介します。
エステサロンのフランチャイズ経営を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

エステサロンのフランチャイズ経営とは


まずは、エステサロンのフランチャイズ経営とはどういったものなのか解説していきます。
フランチャイズの具体例としてイメージしやすいのは、コンビニエンスストアや飲食店でしょう。
基本的な仕組みはエステサロンも同じで、親元である運営本部と加盟店が契約を結び、お互いビジネスパートナーとして店舗運営を行っていきます。
加盟店は、フランチャイズによって得られる様々なメリットへの対価として、運営本部に一定のロイヤリティを支払う義務を負います。
フランチャイズ加盟の主なメリットは、運営本部が持つ知名度やブランドを利用できることや経営に関するノウハウを教えてもらえること、従業員研修などのサポートが受けられることなどです。

フランチャイズ契約を結ぶ際に注意すべき条件

フランチャイズに加盟した場合、出店場所や運営・宣伝方法、商品の仕入れ先など、本部が設定した細かな条件に従って店舗運営を行っていくことになります。
フランチャイズ契約を結ぶ際、特に気を付けてチェックすべき条件を、以下でご紹介します。

契約期間


フランチャイズ契約では、あらかじめ契約期間が決められており、期間の長さは本部によっても異なりますが、3~5年の契約期間としているところが多いです。
契約期間の途中で解約すると、違約金が発生することが一般的です。
契約期間が長期に設定されているほど、解約金のリスクが高まりますが、契約期間が短いと頻繁な更新手続きが必要となり、その都度更新料も支払うことになります。
利益を確保できるまでのスパンをある程度予測した上で、長期契約にするか短期契約にするかを決めると良いでしょう。
契約期間の更新については、こちらから通知しない限り自動更新扱いとなるケースもあれば、本部と加盟店の合意によって更新するケースもあります。
契約期間と併せて、契約満了後の更新方法も確認しておきましょう。

本部に支払うコスト


フランチャイズに加盟した場合、運営本部に対して以下のようなコストを支払うこととなります。

◎加盟金
◎保証金
◎ロイヤリティ
◎システム利用料
◎設備費用
◎研修費

これらの中でも、特に注視すべきコストがロイヤリティです。
ロイヤリティには変動制と定額制の2種類があり、本部によってどちらを採用しているかが異なります。
変動制の場合は、「1ヶ月の売上×○%」といったように、加盟店の売上実績に応じたロイヤリティが徴収されます。
売上が少ない月にはロイヤリティの負担額が減少するというメリットがある一方で、売上を伸ばすほどロイヤリティ負担が増加することがデメリットです。
定額制の場合は、売上実績にかかわらず、あらかじめ決まった一定額がロイヤリティとして徴収されます。
どんなに売り上げが伸びてもロイヤリティの金額が変わらないため、売上を伸ばすほど加盟者の収入が増えることがメリットです。
しかし、売り上げ不振時でも一定のロイヤリティを支払う義務があることから、売上次第では収益が急激に悪化するというデメリットもあります。
それぞれのメリットデメリットをよく理解した上で、より安定した運営が期待できる制度を採用している本部を選びましょう。

違約金に関する条件


フランチャイズ契約において、本部企業の多くは契約期間中の解約を禁止しており、それでも途中解約する場合には違約金が発生することがほとんどです。
違約金の額は、本部によって異なりますが、金額が高すぎると感じる場合は、弁護士に相談して適切な金額かどうかを見極めてもらっても良いでしょう。
ただし、違約金には違反行為を抑止する役割もあります。
本部が持つブランドの価値を守るためにも、問題を起こした店舗は解約も検討しなければなりません。
あまりにも違約金の設定額が低いと、違反行為の抑止力として効果を発揮せず、本部にとってのリスクが増してしまうのです。
本部側の事情も考慮した上で、違約金の額が適切か判断しましょう。

競業避止義務の内容

フランチャイズ契約終了後に自分のサロンをオープンさせたいと考えている方は、競業避止義務の内容についても確認してください。
競業避止義務とは、契約期間終了から一定期間、それまで加盟していたフランチャイズチェーンに類似する事業を行わないようにする義務のことで、本部のノウハウが流出したり、他の加盟店が不利益を被ったりすることがないように設定されています。
将来的に独立を目指す方は、競業避止義務の内容や範囲を確認し、もしも過度に長い禁止期間が設定されているようであれば、その本部は避けた方が賢明です。

フランチャイズ契約の条件を巡るトラブルを避けるには


フランチャイズ契約の条件を巡るトラブルは、加盟店側が契約内容を十分に確認していなかったことが原因で起きることも多いです。
フランチャイズ契約を締結する前に、必ず本部が開催する説明会に参加し、契約書類などには隈なく目を通すようにしましょう。
また、どの本部に加盟すべきか迷う場合は、実績の高さで選ぶこともおすすめです。
数あるエステサロンのフランチャイズ本部の中でも、インナービューティーサロンビジネスの先駆者でもあるエステプロ・ラボでは、全国各地の加盟店が確かな売り上げ実績をたたき出しています。
その秘密は、日本国内だけでなく世界のメディアからも注目を集める、プロラボのブランド力と信用をフル活用できることにあります。
本部によるサポート体制も充実しており、加盟後はスーパーバイザーやインストラクターとの月1回のオンライン面談、電話・メールなどを通してのフォローアップ、Webサイトや本部広告宣伝への店舗情報掲載、本部によるPR活動などを継続して受けられます。
フランチャイズオーナーになるための加盟申請条件や、募集エリア、初期費用、加盟金、加盟維持条件などは、プロラボの公式ホームページで詳細に知ることができます。
エステプロ・ラボで、フランチャイズチェーンを開業するまでの流れは以下のとおりです。

1:事業説明会に参加し、加盟についての詳細や条件の説明を受ける。
2:個別面談を受け、直営店を視察する。
3:加盟契約を結び、本部のサポート担当メンバーと今後の工程や準備内容を確認する。
4:本部のサポートを受けながら、物件契約やスタッフ採用などの準備を進める。
5:お客様に対して正しい情報を提供できるように80時間以上の研修を受ける。
6:本部のディスプレイ担当者が、実店舗にて商品をディスプレイして、レジ操作や備品確認などの最終チェックを行う。
7:サロンをオープンさせ、継続的なサポートを受けつつ運営を行う。

今回は、エステサロンのフランチャイズ経営について解説しました。
フランチャイズは、経営初心者でも少ないリスクで始められる経営手法ですが、どこに加盟するかで将来性や収益性が大きく変わります。
フランチャイズによるエステサロン開業を検討している方は、フランチャイズ加盟店の売り上げ実績や本部のサポート体制、契約条件などをしっかりと調べた上で、加盟先を選ぶようにしましょう。
フランチャイズの実績が豊富な運営本部をお探しの方は、エステプロ・ラボへの加盟がおすすめです。


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