近年、「腸活」がメディアやSNSで頻繁に取り上げられるようになり、健康や美容を意識する人々の間で注目が高まっています。一方で、「腸活の重要性は理解しているが、続けられない」「何から始めれば良いかわからない」といった声も少なくありません。
そこでここでは、ニチモウバイオティックス社が行った「腸活に関する意識と実践状況」を紹介します。腸活の取り組みにくさの理由を探るため、同社のイソフラボン倶楽部がX上で2つのアンケートを実施し、計1,000人以上の回答を得ています。
アンケートでは、「腸活をしている」と回答した人が51.4%と過半数を占めました。加えて「したいけどできていない」が32.2%と「腸活の重要性を意識している人は約84%にのぼります。(表1)

表1
一方で、「していない」「したいけどできていない」「していたけど今はしていない」の合計は48.6%となり、実際に腸活を継続できていない人が約半数に及ぶことが分かりました。
その理由として、「自分には何があっているかわからない」、「効果を感じにくい」、「忙しくて習慣化できない」といった声が上がっています。
こういった声からも、腸活に対する意欲はあるものの、実践にはハードルがあることが明らかになりました。
腸活実施へのハードルとなっている最も多い理由が「継続が難しい」(43.2%)です。腸活は日常的な継続が重要とされる一方で、「忙しくて意識が向かない」、「習慣化できない」、「すぐに効果が感じられずモチベーションが下がる」といった声が多く、『生活との相性』が実践を妨げている実態も見えます。(表2)

表2
腸活は、継続こそがカギ。あなたのライフスタイルに合った“無理のない腸活”を、まずは一歩から始めてみませんか?

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル