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第14回国際化粧品展、過去最多の750社が出展


2024年の美容・健康業界の先陣を切って「第14回 国際 化粧品展 東京COSME TOKYO 2024(主催・RX Japan)が1月17日(水)〜19日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。同イベントは化粧品開発展、国際化粧品展、国際エステ・美容医療EXPO、化粧品マーケティングEXPO 、美容・健康食品EXPO(インナービュティEXPO)を総称しCOSME Week東京として開催されており、日本国内だけでなく、世界各国の化粧品が一堂に出揃う日本最大級の化粧品専門の展示会で、まだ見ぬ製品や技術との新たな出会いを求め、国内外から化粧品・美容関係者が一堂に集い、活発な商談が行われています。

同展示会は国内だけでなく世界各国の化粧品が一堂に出展する、日本最大の化粧品専門の同展示会。化粧品や美容食品の原料・OEM・パッケージからスキンケア・ヘアケアなどの最終製品までを網羅しています。「原料」、「OEM・ODM」、「容器・パッケージ」、「販促品・サービス」、「機器」、「物流サービス」と6つの専門展で構成されており、各ブース共に多くの関係者が商談を行なっていました。
出展社数は、過去最多の750社が出展。そのうち、海外からは200社以上が出展し、国際色豊かな会場となりました。
エステ・ヘア・ネイル・アイラッシュサロン・卸・商社・小売・美容メーカー・宿泊・レジャー施設・美容医療機関・リラク・整体など幅広い分野の来場者が新しい技術やトレンドを求めて来場しています。

商談会の他にも大学をはじめとする研究者が研究成果を発表する「アカデミックフォーラム」や、専門家による各種セミナー、ゲストによるトークショーなど新規ビジネスにつながるイベントが盛りだくさんで、「最新の学術研究を30分のセミナーで学べる」「化粧品開発に活かせる最新技術のヒントになる」と毎回好評を博しています。
今回のアカデミックフォーラムで特に来場者の関心を集めたのが「幹細胞や再生医療」に関する発表会。座席50席がたちまち埋まっていたのが印象的でした。
他には「機能性エクソソーム作製のためのナノキャリア」「ホワイトニング効果の定量評価用スマホアプリの開発」「食品・化粧品成分を可溶化し、生体吸収性を高める多糖キャリア」「商業利用可能な2,800株の酵母コレクション」など最新情報が集約されていました。

高品質なメイド・イン・ジャパンに海外から暑い視線

出展していたヒト幹細胞コスメのリーディングカンパニー、Grazia代表取締役の南代 鮎美氏は今回の手応えを次のように語ってくれました。
「弊社はヒト幹細胞コスメ、エクソソームなどのOEMを取り扱っていますが、国内のみならず海外からの引き合いが多かったですね。高品質なメイドイン
ジャパンにかなり手応えを感じました」。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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