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ダーマローラー + 炭酸パック 美容医療の現場で話題沸騰!


もう注射要らず!?驚異の肌再生力

年齢とともに肌のハリや弾力が失われていく。そんな悩みに寄り添う新たな美容メソッドとして、いま美容皮膚科医が注目しているのが「ダーマローラー×炭酸パック」の組み合わせです。
使用するのは、微細な針によって肌を活性化する【ダーマローラー】と、高濃度の炭酸を配合し血行促進力で知られる【ソーダスパフォーム】。

どちらもそれぞれ効果的なアイテムとして知られていますが、この2つを組み合わせることで、肌のコラーゲン産生に大きな変化が見られるという驚きの結果が、美容皮膚科の現場で観察されています。

コラーゲンが「目覚める」仕組みとは?

それぞれ単体でも美容効果が高い「炭酸パック」と「ダーマローラー」。この2つを組み合わせたとき、肌内部では驚くべき“相乗効果”が起きていることが、美容皮膚科の現場で注目されています。
炭酸パックは、塗布することで炭酸ガス(二酸化炭素)が肌表面から浸透し、毛細血管を一時的に拡張。これにより血流が促進され、酸素や栄養素が真皮層にまで行き渡る状態を作ります。
さらに、炭酸の働きで老廃物の排出も促進され、ターンオーバー(肌の再生サイクル)が正常化されるという点も注目すべきポイントです。
一方、ダーマローラーは極細の針が無数についており、肌表面に微細な“マイクロチャネル(針孔)”を形成。
この軽い「傷」が刺激となり、肌はダメージを修復しようと線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの産生を促します。
これは、創傷治癒メカニズムに基づき「肌の再構築」を促していきます。
炭酸もダーマローラーも特別な成分は必要としていないのが大きな特徴で、どちらも生体の仕組みを利用した究極のナチュラル美容法で肌質を選びません。
2つの力が出会ったとき炭酸によって血流と酸素供給を高め、ダーマローラーによる創傷治癒反応が加わることで、真皮層でのコラーゲン産生が加速。まさに、肌の「再生スイッチ」が同時に押されるような相乗効果が生まれるのです。

カリスマ美容皮膚科医が治験中!!驚くべき結果も

この注目の美容法を、いち早く臨床に取り入れているのが、渋谷・松濤にある【emiスキンクリニック松濤】の中崎恵美院長。
皮膚科専門医としての知見を活かし、「炭酸パック×ダーマローラー」の効果について治験を実施中です。
「あくまで中間報告ではありますが、治験に参加された方のほとんどが“目に見える変化”を実感しています。肌のハリ、透明感、そしてメイク乗りの変化など、反応は非常に良好です」(中崎院長)
臨床データの正式な開示は今後を待つことになりますが、現場ではすでに“注射なしで肌を再生する新アプローチ”として、プロの信頼を得はじめています。

ダウンタイムゼロ。ホームケアとしても大きく期待

中崎医師による推奨の方法は、炭酸パック後ダーマローラーで肌を優しくローリング。過度な圧はNG。軽く転がす程度でOK。ダーマローラー後は肌が一時的に敏感になるため、紫外線対策と徹底した保湿が必須。
人によってはレーザートーニング並みの効果も期待できるそう。ダーマローラーは市販でも入手可能だが、初めての方や肌トラブルが不安な方は、まずはクリニックでの体験がおすすめ。
ダーマローラーはハリ美容のためエステサロンでは施術に導入することは出来ませんが、ホームケア製品として勧めることは可能。正しい手順で行えば、クリニックレベルの高い効果が期待できます。
エイジングケアにおいて「化粧品だけでは追いつかない」と感じている方にそこの美容法は朗報かもしれません。
信頼できる皮膚科専門医による治験と、理にかなったメカニズムがあるからこそ、安心して取り入れられる新習慣。
正式な臨床データの公表が待たれる今、「未来のスキンケア」がいよいよ現実のものとなろうとしています。

emiスキンクリニック松濤
院長 中崎 恵美

[プロフィール]
emiスキンクリニック松濤院長 日本皮膚科学会皮膚科専門医
2000年、埼玉医科大学卒業。2000年、東京医科大学皮膚科入局。2006年、都内、埼玉の皮膚科、美容皮膚科にて勤務。2012年、勤務と平行して北里東洋医学研究所病院にて漢方研修。2016年、emiスキンクリニック松濤開院。
資格:日本皮膚科学会皮膚科専門医所属学会・日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会・日本東洋医学会・日本レーザー医学会

東京都渋谷区松濤にある「emiスキンクリニック松濤」の院長であり、皮膚科専門医として一般皮膚科から美容皮膚科まで幅広い診療を行っています。
「健康的な自然の美しさ」を追求し、皮膚や見た目のバランス、健康のバランス、心のバランスを重視しています。長年培ってきた西洋医学、東洋医学、美容医療を組み合わせて、患者一人ひとりに合った医療とサービスを提供。

https://emi-skin.jp

ソーダスパフォーム プレミアム10000

「炭酸濃度10,000ppm」を実現した、高濃度炭酸フォーム状パック。発売から18年、フォーム状炭酸パックの先駆けである同製品は美容医療だけでなく皮膚科やレディースクリニックなど医療の現場でも採用されている実力派。肌の血流促進、ターンオーバー正常化、くすみケアに定評がある。
※ppm=炭酸ガス濃度(parts per million)

■ 主な特長
・炭酸濃度10,000ppmの高密度泡
独自の製法により、10,000ppmという極めて高濃度の炭酸ガスを安定的に発泡。炭酸が皮膚表面から吸収されると、毛細血管を拡張し、血行が一時的に促進されます。
・クリーミーな泡が肌に密着
フォーム状のため、塗布しても垂れず、肌にしっかりと密着。炭酸が逃げにくい構造になっているため、パック中の炭酸効果をしっかり肌に届ける設計です。ソーダスパフォームに代表される炭酸パックは、肌に塗布することで炭酸ガスが発生。これが毛細血管を広げて血流を促進し、酸素や栄養素を肌のすみずみに届けると同時に、老廃物の排出もサポート。肌のターンオーバー(生まれ変わり)を整える効果があるとされています。

ダーマローラー HC902

2000年代初頭に開発され、医療・美容分野の両方で高い評価を受けてきた、マイクロニードルスキンセラピーのパイオニア。

■主な特長
・専門医と連携した開発
ドイツ国内外の皮膚科専門医・形成外科医との共同開発
美容皮膚の再生医療研究に基づき、コラーゲン誘導療法の代表的なツールとして広く採用されている。ダーマローラーは、極小の針を肌に直接あてるツールであるため、安全性・針の精度・耐久性が非常に重要。
この点において、ドイツ製のダーマローラーは優秀性が認められ世界中の医師やエステティシャンに選ばれている。
・類似品に注意
市場には「ダーマローラー」と称する模倣品や粗悪品も多く流通しているが、針の素材・製造精度・衛生管理のレベルが大きく異なる。
Dermaroller®正規品には、製品番号・認証マーク・パッケージ表示などで識別可能。安全と効果を求めるなら、正規販売元からの購入が必須。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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