2021年11月15日、株式会社プロラボホールディングス本社内(港区)のセミナールームにて一般財団法人内面美容医学財団IBMF(松山夕稀己理事長)の総会が開催された。
同財団は「人類の健康寿命の延伸」を目的に設立された国際的学術研究団体。高度な医学的知識が学べる他、酵素ファスティング、妊活など9種類の資格が取得できるとあって美容業界のみならず、医療界など幅広い層から会員を集めている。
財団資格取得者数が累計6000名を突破
「一般財団法人 内面美容医学財団総会2021」の総会は昨年に引き続きライブ配信も実施し、会場とオンライン含め約150名が参加した。
総会では2021年度の事業報告や次年度の事業計画並びに部会活動報告の発表後、医療関係者や専門家による学術講演と特別講演、合わせて4講演が行われた。
事業報告では、今年2月に「公認ファスティング カウンセラー(FC)」資格取得者が累計5000名、3月に財団資格取得者数が累計6000名を突破したことが発表された他、新たな認定資格として7月に「公認CBDマイスターTM」、11月に「公認フェムテックマイスターTM」、「公認発酵腸活スペシャリストTM」の開講も報告。続けて2022年度に向けての新計画の告知も行われた。
学術講演と特別講演
講演の先陣を切ったのは株式会社3FACEの代表取締役 山口明美氏。特別講演のテーマは『100歳になっても女性らしく輝くためのフェムテック』。
2021年3月から約1000社の企業が参入したフェムテック業界。女性が抱える様々な課題解決に向け、女性として生きていくために必要な知識やケア、ヘルスリテラシーについて語った。
続いての特別公演はグランプロクリニック銀座の医師 岩本麻奈氏と同医学財団理事兼本部認定講師の新屋信明氏による対談。
テーマは『CBDの魅力と応用』。
今後成長が見込まれる市場であることに加え、医療の現場から見た、CBD商品の選び方や正しい使い方などをレクチャー。
クリルオイル研究の第一人者が登壇
後半休憩を挟み、専門家による学術講演がスタート。最初のプログラムは農学博士の矢澤一良氏。テーマは『クリルオイル・アスタキサンチンの多岐にわたる健康機能』。
アスタキサンチンやクリルオイル研究の第一人者といわれる矢澤博士が、フレイル(虚弱)予防に効果があるとされるアスタキサンチンの作用やクリルオイルの必要性について、最新研究を紹介。
続いての学術講演は同財団理事長の松山夕稀己氏。テーマは『温活してますか? ~温活とその効果~』。
温活と健康とアンチエイジングの関係性について講演。アンチエイジングの3大原則「予防医学」「若さの維持」「健康寿命の延伸」を達成する最適な方法がファスティングであることを解説した。
表彰式で会場中が湧く
総会を締めくくる表彰式では、同財団の理事と西日本事務局長を兼任する小野雅也氏(株式会社ビスタンス・大阪)がIBMF特別貢献賞を受賞。小野氏に理事長の松山夕稀己氏と同財団主幹兼副理事長の佐々木広行氏から楯が贈られると、会場中が大きな拍手でその栄誉を讃えられた。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル