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抗糖化素材のパイオニア「桜の花エキス」が中国衛生部から新食品原料として承認される

さくら

オリザ油化(本社愛知県一宮市)は、2025年4月25日付けで同社が製造・販売をする美容健康素材「桜の花エキス」が中華人民共和国国家衛生健康委員会(以下、国家衛健委)より正式に新食品原料(New food ingredient)として承認され、2025年5月7日に国家衛健委オフィシャルサイトで開示されました。既に食用の関山桜の花そのものが新食品原料として登録されていますが、安全性に対する基準がより厳しい「含水エタノールにより抽出した桜の花エキス粉末」としては初となります。

新食品原料とは?

新食品原料は中国で伝統的な食習慣を持たない食品原料を中国国内で使用するために必要な認証制度です。登録には、国家衛健委による厳格な安全性評価基準のクリアが必要になります。同社では中国独自の基準を満たすために様々な追加試験を実施し、7年以上の歳月を経て登録されました。同社では2025年1月に登録となったマキベリーエキスに続き、2件目の「新食品原料」登録となります。
今回登録された同社の「桜の花エキス」は、同社が製造する一定の規格基準を満たすエキスのみ対象であり、それらの規格を保証する為の由来原料や含有される規格成分の元情報となるフィンガープリントが異なる物は、許可されません。今回の登録により、今後中国国内への輸入・販売、一般食品を始め、サプリメント等食品全般への配合が可能となります。

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執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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