オリザ油化は、2024年10月に上市した製品「さくら乳酸菌® (桜の花由来乳酸菌)」について、犬・猫合計7頭による14日間、通常推奨量~10倍量での摂取試験を行い、安全性データを取得しました。
昨今、ペットの健康意識の高まりから、乳酸菌を配合したペットフードやサプリメントへの関心が高まっています。「さくら乳酸菌®」は、ヒトの健康食品向け原料として人気が高く、ペット関連市場でも多くのお問合せが多いとのことです。
そこで同社はペットオーナーや獣医師の皆さまが、安心してペットに与えられる原料を重視していることを踏まえ、今回、「さくら乳酸菌®」の喫食経験および安全性に関するデータを取得しました。
試験方法は3才~14才の犬・猫合計7頭で14日間、通常推奨量~10倍量で安全性を評価し、さらに14日間の体調変化アンケートを実施しました。その結果、摂取前後において安全性に問題はなく、個体差はありつつも、毛玉等の吐き戻しの減少や便形状の変化、口臭の改善傾向を確認しました。(グラフ)
さくら乳酸菌®(桜の花由来乳酸菌) は長年に渡るスクリーニングの結果、しだれ桜の花より発見した乳酸菌(Lacticaseibacillus paracasei shidare株)について優れた生理活性機能を見い出し、同社の抗糖化作用を訴求する主力製品「桜の花エキス」に次ぐ桜をテーマにした素材第二弾。同社では、既に取得済みの機能性データとして、①整腸・便通改善作用 (腸内セロトニン産生促進、腸内IgA産生促進作用) 、②免疫賦活作用(IL-10,IL-12産生促進作用)、③美容作用(コラーゲン、ヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進作用用)、④フェムケア作用(エクオール産生促進、EMT抑制作用)に関する研究結果を取得しています。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル