エステサロンでは、業務用エステ機器を使用してハンドだけで補えない部分の施術ができます。
そのため施術の効果をより高めたい、顧客満足度をアップさせたいという場合は業務用エステ機器の導入が必須となるでしょう。
しかし業務用エステ機器には様々な種類や特徴があり、何を基準に選ぶのか分からないと悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、業務用エステ機器のランキングを紹介するのと同時に、業務用エステ機器の特徴などもご紹介していきます。
業務用エステ機器の導入を検討している場合は、この記事を参考にしてみてください。
業務用エステ機器を導入する理由とは?
エステサロンの中でも、オールハンドでの施術をメインにしている所もあれば、ハンドとエステ機器の両方を使用する所もあります。
もちろん、エステのコンセプトを重視していればエステ機器の有無に関わらず施術は可能です。
執筆者 代田
しかし、現在は多くのエステで機器が使用されています。それはどのような理由からでしょうか?
業務用エステ機器を導入する理由をご紹介します。
さらなる効果が期待できる
またハンドだけでは、エステティシャンの技術などにより、施術後の効果にもばらつきが出てしまいますが、エステ機器の使用により、誰が使用しても一定の効果が期待できるでしょう。
回転率がよくなる
オールハンドのみの施術の場合、1店舗で1日のうちに施術する人数が限られてしまうだけでなく、1人にかかる時間も長くなってしまうでしょう。
施術メニューが増える
業務用エステ機器は、1台で様々な役割や機能を備えたものがあります。
このような業務用エステ機器を導入することで、顧客のニーズに合わせた施術が可能となるだけでなく、施術メニューが増えたことで集客にもつながるでしょう。
集客率アップが期待できる
業務用エステ機器の中には、最新の機種にはこれまでなかったメニューが搭載されているものがあります。
周辺地域の中でその施術ができる店舗が少なければ、その機器を導入するだけで集客率アップが期待できます。
また話題の機種などは興味を持っている人が多いので、これらの人気エステ機器を選ぶことが集客率にも影響してくるでしょう。
業務用エステ機器の人気ランキング
業務用エステ機器は、導入によってサロンに大きなメリットをもたらしてくれます。
そのため、導入しているサロンも増えてきていますが、どのよう業務用エステ機器を選ぶべきか分からない場合もあるでしょう。
そこで業務用エステ機器の人気ランキングと特徴をご紹介します。
執筆者 代田
それぞれの機器には独自に搭載された機能もあるので、エステのコンセプトに合った業務用エステ機器を選んでみましょう。
1位 フォースカッター
プロラボソリューション とRad PROJECT の共同開発によって誕生したフォースカッターは、エステティック業界ベストアイテム2019大賞を受賞した業務用エステ機器です。
4つの機能が搭載されているエステ機器なので、機能別のヘッドに取り換えるだけでハンドでは足りなかった部分にも直接アプローチしてくれるのが魅力です。メイン機能は痩身ですが、美容効果も得られます。
フォースカッターの簡単な機能を説明していきましょう。
ラジオ波
以前からエステ業界でも活用されていたラジオ波ですが、これはラジオと同じ周波数を流すことで、体内の水分を振動させて摩擦熱を引き起こす仕組みです。
ラジオ波にはモノポーラとマルチポーラがあり、モノポーラには体内の深部を温める効果があり、マルチポーラには広範囲に電波を届かせてくれます。
モノポーラで深部にアプローチして、マルチポーラで浅い層と深い層の両方に伝えてくれるので、効率的に体内温度を上昇させて痩身効果をアップする仕組みとなっています。
EMS+吸引
EMSとは、運動神経の刺激により筋肉の緊張と緩和を繰り返すことをいいます。
リハビリなどに用いられることもあり、EMSが脳の代わりに刺激を送って筋肉を動かすことで、トレーニングでは動ききれない部分の筋肉にも刺激を与えることができるのです。
ラジオ波で温まった部分の筋肉が動くことで脂肪燃焼効果が高まり、さらに吸引作用をプラスすることで老廃物の排出がスムーズになっていきます。
ポレーション
電気穿孔法の技術を用いたポレーションは、肌の角質細胞から有効成分を浸透させていくもので、美肌作りには欠かせない機能です。
今まではイオン導入がメインでしたが、ポレーションにはイオン導入の20倍もの効果が期待されているだけでなく、分子の大きいコラーゲンなども肌の奥に浸透させることができます。
LED
フォースカッターには、赤色LEDと黄色LEDを使用して細胞の活性化や修復機能を促す効果が期待できます。
細胞の活性化により、肌のハリやアンチエイジング効果が期待でき、美肌への近道となるでしょう。
また肌を引き締めながら美肌へと導いてくれるため、肌の調子を整えたい場合にも活用できます。
2位 ハイパーナイフ
ハイパーナイフは、株式会社ワムが販売している高周波痩身機器です。
バイポーラ方式の業務用エステ機器なので、この1台で痩身やフェイシャル、エイジングケアなどの効果が期待できるのが特徴です。
ハイパーナイフの特徴を簡単に説明していきます。
温め+ほぐしが同時にできる
ラジオ波によって脂肪層へ直接アプローチしながら、小さくなった脂肪や老廃物を流していくので、リラクゼーションとしても心地よいでしょう。
これによって血流やリンパの流れも改善され、慢性的なハリやコリ、冷えなどもやわらぎます。
EXポーラにより広く深く
ハイパーナイフでは、肉質に合わせてハンドプローブを変えることができます。
このハンドプローブには、熱がより広く深く伝わるEXポーラが採用されているので、深部の広範囲を温めてくれます。
フェイスエステも可能
ハイパーナイフは痩身だけでなく、フェイス用にもなるのが特徴です。
化粧ノリも良くなり、引き締まった小顔効果も期待できます。
3位 Newキャビポーラ
業務用痩身機器のNewキャビポーラは、弘洋株式会社が販売している業務用エステ機器です。
Newキャビポーラに搭載された機能を簡単に説明します。
キャビテーション
40kHzの超音波振動によって、脂肪にアプローチするので体脂肪の減少に効果を発揮します。
また最新技術の自動キャリブレーション機能を搭載しているので、出力を常に一定に保つことができます。
ラジオ波
ラジオ波によって深部から温めるため、新陳代謝アップやリフトアップ効果が期待できます。
またセルライトの解消や毛穴の引き締め効果も期待できるので、フェイシャルケアにも役立ちます。
吸引+EMS
4つの吸引モードと同時にEMSで筋肉にもアプローチするので、引き締まったボディライン作りにも最適でしょう。
また吸引モードではリンパマッサージもできるので、代謝アップにもつながります。
LED
赤と青のLEDライトを使用し、肌のコンディションを整えていきます。
コラーゲンやエラスチンの生成を促してくれるので、肌のハリもアップします。
4位 クワトロバーストキャビプレミア
ビューティガレージによって販売されている、クワトロバーストキャビプレミアは次世代型エステ機器として注目されている業務用エステ機器です。
フェイスケアはもちろん、ボディケアにも最適なエステ機器で注目の電気パルス機能も搭載しています。
充実の5つの機能や特徴を説明していきましょう。
キャビテーション
40kHzの高出力超音波を使用し、振動を与えることで固まった脂肪にアプローチします。
肌のトリートメントとしても効果的で、美しい肌へと導いてくれます。
ラジオ波
4分割リング電極のRFリフトテクノロジーを採用し、特殊形状によってラジオ波を広範囲に伝えます。
肌の深部まで広く深く流してくれるので、ボディコンディションを整えるのに役立ちます。
フェイシャルケアでは、EMSと超音波の組み合わせで理想的なフェイシャルラインを作ります。
EMS
異なる波形を組み合わせていくことで、表面に近い筋肉からインナーマッスルまでを効率的に刺激します。
顔には、低周波と高周波のくみあわせで表情筋を刺激して上向きの肌に仕上げてくれるでしょう。
超音波
1MHzの超音波振動のタッピングが、肌の弾力やハリをアップさせていきます。
美容成分の浸透しやすい肌へと導くのに役立ちます。
ハイパーパル
フェイスモードで使用するハイパーパルスは、特殊な電気パルスによって肌の柔らかさを出し、ハリのある肌を呼び起こしてくれます。
5位 エンダモロジー
肌を傷つけることなく、自然な美しさを導くエステ機器として注目されています。
エンダモロジーの特徴をご紹介します。
電動アームで肌を持ち上げる
エンダモロジーは、施術の際に全身タイツのような服へと着替えてから行います。
その理由は、エンダモロジーは電動アームによって肌を持ち上げる施術を行うからです。
電動アームで肌の組織をつまむように持ち上げるように吸い込み、これを揉みほぐしていくことで、肌への刺激と高い効果が期待できます。
肌を滑らかに整えていく
エンダモロジーは、脂肪を直接吸引するような方法ではなく、専用の機器で揉み解していくイメージです。
そのため、体への負担をかかりにくくしながら肌を滑らかに整えていきます。
セルライトの解消
セルライトは、肌に溜まった老廃物の塊です。
解消するのは困難といわれていますが、エンダモロジーではセルライトの原因となる血行不良を改善し、セルライトの解消が期待できます。
業務用エステ機器には様々な種類があり、それぞれの特徴も異なります。
エステのコンセプトに合わせた機器を選ぶのがベストですが、最近の業務用エステ機器は1台で何役もこなしてしまうのが主流です。
使いやすさやより詳しい機能などは、実際に業務用エステ機器を体験してから選ぶと良いでしょう。
また導入コストや実績、サポートなどにも注目してみましょう。
ランキングを参考に、お好みの業務用エステ機器を選んでみましょう。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル