セルフエステ

セルフエステサロン開業を成功させるための秘訣


お客様自身で美容器具を使い、プロ同様のエステが行えるセルフエステ

年々話題を呼び増え続けているセルフエステサロンですが、新規参入がしやすい分野として様々な人が注目しています。

そこで今回は、セルフエステサロン開業を成功させるための秘訣をご紹介していきましょう。

最初にセルフエステの魅力から説明し、開業の流れにリスクなどを踏まえて成功のためのポイントをご紹介していきます。

セルフエステの開業を目指す方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

急増中のセルフエステサロンの魅力とは?

急増中のセルフエステサロンの魅力とは?

セルフエステサロンはこれまで主流だったエステとは変わり、エステティシャンが使用するエステ機器をサロン内で貸し出し、お客様自身が機械操作と施術を行っていくエステです。

一見満足できるエステの効果を得られないように感じてしまいますが、

セルフエステは時代のニーズに合ったエステ

として大変人気を集めています。

そんなセルフエステの魅力をまずはご紹介していきましょう。

【お客様のメリット】

お客様のメリット

とにかく安くエステを利用できる

セルフエステは、エステティシャンが施術を行うエステに比べて圧倒的な安さで利用できるようになっています。

価格としては10分間500円や月額5,000円〜など、今までエステに足を運んだことがない人でも気軽に試しやすい価格でエステを体験できます。

通常のエステと変わらない効果を実感できる

セルフエステサロンで導入されているエステ器具はプロエスティシャンのみならず、一般の方が使用しても満足できる効果を実感できるようになっています。

万一使用方法に疑問がある場合には常駐しているスタッフに聞きながら施術を行えるので、エステティシャンがいないからと言って心配に思う必要はありません。

他人の目を気にしなくていい

セルフエステサロンは完全個室がほとんどです。

その空間では他のお客様のみならずサロンのスタッフも入らないので、自分だけの空間でエステ機器の素晴らしい効果を体験できるようになっています。

施術している姿を他人に見られることなくリラックスタイムを味わえるでしょう。

同性であっても自身の身体を見られることに抵抗を感じてエステに足を運べない人は多くいます。

セルフエステサロンはそんな悩みを抱える人たちの救いとなります。

【サロン側のメリット】

サロン側のメリット

人件費を削減

サロン側から見ると大きなメリットとなるのがこの人件費の削減です。

お客様自身で使用できるマシンを導入しておけば、それぞれスタッフが付くことなく利用できるので、人件費は大幅にカットできます。

カウンセリングスタッフや説明にあたるスタッフさえいれば開業できるのが、新規参入しやすいという面でも嬉しく思えます。

スタッフの技術を磨く必要がない

セルフエステサロンのスタッフに求められるのは気持ちの良い接客とマシンの知識のみです。

エステを行う技術というのは必要ありません。

そのためスタッフの技術を教育する手間が省け、さらにコストが削減できるメリットがあります。

売上と収支の計画を立てやすい

人件費を多く必要としない分売り上げや収支の計画が非常に立てやすくなっています

月にいくらの収入があるのか分かりやすく、働いてもらうスタッフにもあらかじめ詳しい給与金額を伝えることができるでしょう。

セルフエステサロン開業への道

セルフエステサロン開業への道

続いてはセルフエステサロンの詳しい開業方法をご紹介していきます。

1.どのような経営スタイルでいくのか決める

最初は経営スタイルについて決める必要があります。

個人オーナーとして開くのか、それとも従業員を雇っていくのか決めます。

セルフエステサロンはマシンに多くを委ねるので、基本的に大きなサロンにする予定でなければ一人でも十分務まります。

ただし、将来的にはどのようなサロンになりたいかを考えて方向性を絞って決定していくことが大事となってきます。

2.扱うエステ機器を選ぶ

セルフエステサロンにおいて導入するエステ機器選びは非常に重要なポイントです。
お客様が直接触り使用していくマシンなので、とにかく安全第一に扱えるマシンである他、お客様のニーズに応えられるマシンを導入していきましょう。

3.開業する場所を決める

セルフエステサロンはお客様のプライバシーが守られ安全に機器を扱える広さを確保できれば問題ありません。
そのため、省スペースでも開業でき、自宅の使用していない一室を使って開いたり、マンションの一室を借りて開業するなどでも営業に支障はでません。
コンセプト、そして予算に合わせて開業する場所は決めてみましょう。

4.資金調達

開業予定を立てたら後は資金調達を行うだけです。
資金は全額を現金で集める必要はありません。
ローンを活用したり、条件さえ合えば国から助成金を受け取ったりすることも可能なので、うまく利用していきましょう。

このような流れでセルフエステサロンの開業は可能になっています。
セルフエステサロンでは開業を行うにあたって必要な資格や経験はありません

誰でも参入できる業界であり、比較的スムーズに進められるビジネスとなっています。

セルフエステの開業によるリスクを知っておこう

セルフエステの開業によるリスクを知っておこう

新規参入しやすい業界とは言えどもリスクゼロの業界とは言えません。

セルフエステサロンでは主にマシンの力に頼るエステではありますが、マシンの使用方法を正しく理解できていない状態でお客様が使用すれば効果を得られない他、やけどをするといったトラブルも起きてしまう可能性があります。

効果が出るマシンというのは同時にリスクも伴ってしまうことを忘れないようにしましょう。

機器を扱うお客様の安全を第一に考えて安全に使える機器を導入し、使用の際の説明はきちんと理解してもらえるように行う必要があります。

しっかりとした説明ができるようにするためには、スタッフが知識をきちんと備えて、状況に応じて施術をサポートしていくことが求められるでしょう。

成功させるためのポイントについて

成功させるためのポイントについて

最後はセルフエステサロン開業を成功させるポイントをご紹介していきましょう。

お客様目線に立って考える

お客様目線に立って考える

お客様のニーズに応えられるセルフエステサロンとなれば大きな反響を呼ぶことでしょう。

反対にニーズを理解していないサロンとなっていたら利用価値は大きく下がります。

お客様目線に立って考えることで、目指すべき方向性やニーズを確かめることができます。

適切なカウンセリングを行う

適切なカウンセリングを行う
カウンセリングの業務に人を使うのは勿体ないと考えてしまいますが、エステの仕事というのはカウンセリングがあってこそです。

お客様が求めている美を追求したり、気になる点を改善したりするためには、適切なカウンセリングを経て、それにあったマシンの利用を勧めていく必要があります。

また、カウンセリングではどうしてその施術が必要なのか?なぜその料金になるのか?といったお客様の疑問にも応えることも求められます。

マシン頼りでも良いサービスを心掛ける

マシン頼りでも良いサービスを心掛ける

いくらマシンに効果を委ねた施術であったとしても、マシンだけでは最高のサービスを提供することはできません。

お客様がリラックス効果を存分に感じたり、満足してリピートしてもらうためには、スタッフの気遣いが必須です。

POINT

カウンセリングの接客はもちろんのこと、お客様が居心地の良い空間づくりにも気を遣いましょう。

こうしたサービスの数々が評判を呼ぶセルフエステサロンへと変えてくれます。

セルフエステサロンの開業は低価格でありながらエステティシャンの施術同様の効果を期待できる場所として多くの若い女性から人気を集めています。

その市場傾向から逸れることなくニーズを追求したサロンは、人気になる可能性大です。

ぜひご紹介してきた開業までの流れを参考にしたり、リスクや成功のポイントも把握しながら、素敵なセルフエステサロンを目指してみてください。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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