マイクロニードルの世界市場は10兆円と言われている。日本でも近年、様々なタイプのマイクロニードルが販売されているが、医療関係者から「効果が疑問視される」製品も多く出回っていると聞く。そこで今回、本物のマイクロニードルを試すべく探したところ、辿り着いたのがドイツ製の「ダーマローラー」だった。
マイクロニードルのパイオニアダーマローラーとは
マイクロニードルの世界トップシェアを誇るドイツのDermaroller GmbH社。
古くから医療用針を手がける同社が確立させたのがマイクロニードリング療法。
１mm未満の針で皮膚に微小な穴を開けて、肌細胞の修復機能を活性化させ、皮膚再生を促進する肌再生施術として世界中で取り入れられている。
マイクロニードリング療法はもともとドイツの皮膚科医が皮膚の創傷を治す目的で考案された治療法だった。
この理論を基に治療用のデバイスとしてDermaroller GmbH社が開発したのがダーマローラーだ。
２０００年に完成されたダーマローラーは、コラーゲン誘発に優れた効果を発揮することで世界中に広まりを見せた。
今や全世界の医療機関などの臨床現場で使用されている。
日本では（株）Transparence（トランスパレンス）が正規輸入代理店として取り扱っている。
日本において唯一ダーマローラーの販売を許されたトランスパレンス社。同社は旧態依然とした鍼灸業界に風穴を開け、鍼灸治療にイノベーションを起こすべく立ち上げた会社。
創業者の岩田 真人氏は２００７年に29歳で起業。現在は石川県で鍼灸院を多店舗展開するとともに、鍼灸用品の販売、医療機器製造販売などを手がけている。
「古くして古きもの滅ぶ、新しくして新しきものまた滅ぶ、古くして新しきもののみ永遠にして不滅。鍼灸マッサージは幾百千の時代の淘汰に耐え抜いた伝統的手法として、現在もその力を発揮しております。弊社はその伝統に少しの変革を加えることを使命としています」と岩田 真人氏は語る。
株式会社Transparence〈トランスパレンス〉
代表取締役 岩田 真人
2007年に29歳で起業。現在は石川県で鍼灸院を多店舗展開するとともに、鍼灸用品の販売、医療機器製造販売などを手がけている。
ＲＦ・美容鍼をも凌ぐ美肌効果が得られる本物は
日本では昨今、美顔鍼を行う鍼灸院は増えてきているが、世界的には肌再生を促すのはマイクロニードリング療法が主流であり、エビデンスも多く存在している。
海外ではクリニックでしか扱えないダーマローラーだが、日本では鍼灸院での施術が可能。
さらにはホームケア製品としてエステサロンでも扱えるこできる。
肌再生、リジュビネーションに確実な効果が出ることから、ダーマローラー取り扱い店舗は例外なく売り上げアップに繋がっている。
ダーマローラーは１６２本の微細な鍼がついたローラーを肌に当て転がす。転がすことで、肌表面に無数の微小な傷を意図的に与え、肌の自然治癒力や組織再生力を促すもの。
傷ついた肌を修復するという身体の仕組みを利用した究極のナチュラル美容法だろう。
現在、世界的なダーマローラーの人気を受けて、日本では美容向けニードル製品が出回っているが、それら製品が「肌の自然治癒力を促して美肌効果を得る」という目的がどれほど果たされているのだろうか？市販品の形状や材質を見る限りはなはだ疑問に思われる。
形状は似ていてもダーマローラーと同じ効果が得られないだけでなく、安易に使用すると本来起こらないはずの肌トラブルが起きるなど、悪影響がある可能性もあるので注意して欲しい。
いつもの美容液が感動的に格上げ
使用したのはダーマローラーHC902（医療機器届出番号：17B2X10006000001）
※医療機器ではない類似品にご注意！
ダーマローラーの使い方は超簡単。洗顔後ローラーを顔に当てコロコロ転がすだけ。少しピリッとした刺激を感じるものの痛いというほどではない。
せっかくだから顔だけでなく、首元にも使ってみた。
ご存知の通り首元に使える美容機器はあまりない。にも関わらず、一番年齢が出てしまうのも首。
ダーマローラーで首元のリジュビネーションが叶うのは、大変ありがたい！
コロコロさせてから10分〜15分ほど時間をおいた後、美容液とクリームを塗布するのだが、真皮まで有効成分が到達するため、化粧品は無添加であることが望ましい。
ちなみに頭皮で使うと育毛にも効果があるとのこと。この話を聞きつけた夫が
使用を虎視眈々と狙っている・・・。
コラーゲン、エラスチンの生成を実感するのに半年から１年かかると説明されたのだが、ダーマローラーのＤＤＳ作用のおかげか、使った翌日にはトーンアップやハリは実感できた！
いつも使う美容液の浸透率が劇的に上がったことで、肌への効果も劇的にアップ。これには感動しかない。ダーマローラー１本１万５４００円。３ヶ月は持ちそう。コスパも抜群、これは一生使い続けてしまう！
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
