2023年7月1日〜5日にかけてマイボイスコムが同社のアンケートモニターに対して「ダイエット」に関するインターネットによるアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。本調査は今回で11回目。回答者数は9.609名。
最初に、「ダイエットをしたことがありますか?」と尋ねたところ、ダイエットの経験者は6割弱でした。現在ダイエットをしている人は19.1%、女性10・20代では約36%、女性30~40代では各3割弱となっています。(グラフ1)
先の質問で、現在ダイエットをしている人が行っている方法を聞いたところ(複数回答)、「食事制限」が53.0%、「間食・おやつの制限」、「ウォーキング、散歩など」が各4割強、「食べ方に気を付ける(時間帯、食べる順序、ゆっくり食べるなど)」が33.2%という結果です。(グラフ2)
ダイエット方法の傾向としては、「栄養成分に気を付ける(脂質・糖質の制限、たんぱく質や食物繊維をとるなど)」、「食べ方に気を付ける」、「体操、ヨガ、ピラティスなど」は、女性で比率が高くなっています。また、「水分をたくさんとる」、「間食・おやつの制限」は女性10~30代で、「筋力トレーニング」、「運動・スポーツをする」は男性若年層で高い感じです。
ダイエットに関する情報源としては(複数回答)、「テレビ番組」、「ネットニュース、ネット上の記事」、「家族・友人・知人」、「ダイエットや美容・健康に関するサイト」、「本・書籍」など様々です。「SNS」や「動画共有サイト」は若年層で高く、特に、女性10~30代では「SNS」が1位で、「テレビ番組」は、女性や高年代層で高くなっている傾向がうかがえました。
ダイエットにおける『リバウンド』とは、ダイエット前の状態に戻ったり逆に増えたりすることを指します。その経験をした人は、ダイエット経験者の7割強です。「1~2回ある」が4割弱みられます。現在ダイエットをしている人では、「5回以上ある」が3割強となっています。(グラフ3)
ダイエット経験者に、今までで比較的うまくいったダイエット方法を聞いた質問では(複数回答)、「食事制限」、「間食・おやつの制限」、「ウォーキング、散歩など」が3割前後となりました。これらの動向を見てみますと、食事と運動のバランスが重要のようです。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル