ナイル(本社東京都品川区)が運営する「かんたん宅食ガイド ラクタさん」は2023年5月11日〜18日の期間において、20代〜50代の男女1.233人を対象に、美容と食に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。
20歳から50歳までの男女を対象に美容への関心度を調査した結果、全体の約60%が美容に「とても関心がある」または「どちらかと言えば関心がある」と答えています。「とてもある」の割合は24.09%、「どちらかと言うとある」は39.90%、「どちらかと言うとない」は20.68%、「まったくない」は15.33%でした。
男女別の結果では、男性は「とてもある」が17.21%、「どちらかと言うとある」が33.11%で、美容に関心があると答えた男性は約50%。一方、女性は「とてもある」が30.82%、「どちらかと言うとある」が46.55%と、美容に対する関心度が高く、全体の約80%が美容に関心があると答えています。(グラフ1)
美容に関心が「とてもある」「どちらかと言うとある」と回答した789人に対して、美容のために意識していることを尋ねたところ(複数回答可)、最も多かったのは「食生活」で425人。そのあとに「睡眠」412人、「スキンケア」411人、「運動」337人と続き、日常生活と密接に関わりのある食や睡眠への関心が高いことがわかりました。(グラフ2)
意識していることで「食生活」を選択した425人に、美容のために食事で気を付けていることを尋ねた結果(複数回答可)、最も多かったのは「食べる量」で231人。次に多いのは「カロリー」186人で、摂取量そのものに注意している人が多いようです。
栄養素関連では「食物繊維」が最多で166人。その後に「タンパク質」157人、「糖質」153人、「ビタミン」140人、「脂質」120人、「ミネラル」102人と続きました。
「保存料・添加物」「食材の鮮度」については比較的少ない結果となっています。美容への影響を考える際に、まず意識するのが量や栄養であり、食材の鮮度や保存料については意識されにくいのかもしれないですね。(グラフ3)
さらに日常的に美容に良い食生活を送れていると思うかを尋ねたところ、「送れている」が16.47%、「どちらかと言うと送れている」が41.88%で、約60%が美容に良い食生活を送れていると自己評価しています。しかし一方で、「送れていない」が6.82%、「どちらかと言うと送れていない」が29.65%占めており、わからない」5.18%も含めると、約40%が食について意識してはいるものの、バランスの良い食生活を送れている自信がない結果となっています。(グラフ4)
美容に良い食生活を「送れていない」「どちらかと言うと送れていない」と回答した155人にその理由を聞いたところ(複数回答可)、最も多かったのは「栄養バランスを考えるのが難しい」で75人、「自分で作る時間や体力がない」が63人、「食費がかかる」が60人となっています。(グラフ5)
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル