数々の高機能食品素材を販売しているコンビ・ライフサイエンス事業部(埼玉県さいたま市)は、主力素材の高密度濃縮殺菌乳酸菌EC-12における「トリプタミンの排便量増加作用」のヒト臨床試験の実証データを公表しました。

試験方法は排便回数が週に3~5回程度の健常成人女性を対象に、EC-12を8mg配合した食品もしくはプラセボ食品をそれぞれ12週間摂取させました。参加者には自身の排便に関して1週間ごとの記録を取らせました。
その結果、プラセボ群と比較して、EC-12群では試験期間中に排便量が有意に高値を示した期間が多くなりました(2~8および10週目、P<0.05)。
先行研究では、EC-12を1日あたり200mg摂取すると消化管運動にかかわる腸内トリプタミン産生が増加することが明らかになっていますが、本研究の結果からEC-12は少量から腸管の運動に何らかの影響を与え、便通を改善させることが示唆されました。(グラフ1)

トリプタミンおよびその代謝経路は、消化管運動に寄与する新たな標的として注目されています。トリプタミンは腸内細菌叢によって生成されるトリプトファン代謝物であり、神経伝達物質セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン,5-HT)の前駆体です。セロトニンは結腸細胞の5-HT4受容体と相互作用し、胃腸運動や粘液分泌の促進に寄与することが知られています。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
