未知なる力を秘めたヒト臍帯（へその緒）由来の幹細胞培養上清液
今やエイジング成分として欠かせない幹細胞コスメ。サロンだけでなく市販でも様々な種類が出回るようになって久しい。
だが、実際種類が多すぎて何を基準に選べばいいの？そんな声もあがっている。細胞分裂を繰り返し、役割を終えた細胞の代わりに再び新しい細胞を生み出して補充する能力を持った細胞が「幹細胞」。
母なる細胞とも呼ばれている。この幹細胞の培養液が美容成分として配合されているのが幹細胞コスメ。ならばどれも同じなのでは？と思いがちだが、実は由来によって効果が全く違ってくる。
再生医療の分野で今、最も注目されているのが「臍帯（へその緒）由来の幹細胞」。臍帯とはへその緒のことで、赤ちゃんが成長するための多種多様な未分化細胞や幼若細胞が含まれている。
これら細胞が分裂や分化を繰り返し、皮膚などの生体組織を生成する。臍帯（へその緒）に存在する幹細胞には他と比べ、とても高い再生能力があるのだ。効果を確実なものにしたいなら、ぜひ「へその緒由来」の培養上清液を選びたい。
医療レベルの基準をクリアした培養上清液配合のグロースバイオマスク
エステプロ・ラボ 
は2020年11月26日にヒト臍帯（へその緒）由来の幹細胞培養上清液を配合した「グロースバイオマスク」を発売した。
GROWTH BIO MASK（グロースバイオマスク）
同製品は細胞を若返らせる“リバースエイジング”を実現する「幹細胞」フェイスマスク。使用される幹細胞はヒト臍帯（へその緒）由来＆脂肪由来の２種類の幹細胞培養液が配合されている。
臍帯（へその緒）由来＆脂肪由来の幹細胞で秘めた力を深層浸透。 “細胞を若返らせる”グロースバイオマスク。
200種類以上の成長因子と呼ばれるサイトカインが肌活性を助け、その働きを確実なものにする「エクソソーム」を配合している。
さらに浸透率を高めるために、アクアポリン（細胞膜の通り道）透過性の高さが特徴の「ファストプロウォーター」を採用。日本薬局法に則り厳しい基準をクリアして製造された医療レベルのスキンケアラインだ。
培養から出荷までの流れ
- ●培養製造
- 幹細胞をGMP基準の環境にて培養
- ●培養液安全性評価
- 幹細胞をGMP基準の環境にて培養
- ●培養製造
- 医薬品試験実施適正基準（GLP）にて安全面をテスト
- PCR検査マイコプラズマ試験
- 日本薬局法に準じた無菌試験法を施行
培養上清は、組織の受入から細胞培養、培養上清の品質管理に至る一連の工程において、厳格な管理のもと実施。高度な品質を担保する為に、厳しい品質管理体制を導入した運用管理体制を構築している。
2021年話題になること必至 若返り効果を確実なものにするメッセンジャー「エクソソーム」
幹細胞には、組織の機能を修復させる効果が認められているが、その要因の一つが「エクソソーム」と言われている。
エクソソームは、細胞から分泌される小型カプセルのようなもので、だ液、血液、尿、髄液、羊水など、ほとんどの体液中に存在し、体細胞に由来する幹細胞から採り出すことができる。
エクソソームは遠く離れた細胞や組織に組織の修復や神経情報を伝達する「メッセンジャー」的役割を担っていることが2007年にスウェーデンの科学者ヤン・ロトバル氏によって発見された。ヒト幹細胞培養上清液には豊富なエクソソームが含まれていることが研究によりあきらかになっている。
今後、エクソソームに含まれた情報を読み解くことで、エイジングケアのみならず次世代細胞治療として、美容界、医学会から期待されている。
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健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
