スヴェンソン(本部東京都港区)が「美容に関する意識」について、全国20~69歳の男女1,035人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施いたしました。その中からここでは、特に女性(516人)の「髪」と「目元」にフォーカスした結果を取り上げました。
男女1,035人に対して実施した調査で、「髪型や髪の印象は清潔感に関わる」と回答したのは全体で64.5%にのぼりました。中でも女性全体では 77.4%に達する一方、男性は51.7%にとどまっており、女性の方が髪に対する印象意識が圧倒的に高いことが明らかになりました。(グラフ1)
特に40代以降の女性は約8割弱と非常に高く、年代を問わず「髪」は見た目を左右する最重要パーツとして位置づけられている様子がうかがえます。調査で、女性の髪悩みとして最も多く挙がったのは「白髪」(52%)、次いで「髪のうねり・広がり」(41%)が続く結果に。さらに、「髪のダメージ」や「抜け毛」「ボリュームが出ない」といった悩みも広く見られ、年代を問わず“髪の老け見え”や“印象の弱さ”に敏感になっている様子が浮き彫りになりました。
また、「目元の調子が良いとモチベーションに繋がる」という回答も女性は 6割弱にのぼり、まつ毛やくま、たるみなどの目元状態が、見た目の印象だけでなく、心理的な自信や気分にも影響を与えていることがうかがえます。目元は単なるパーツではなく、内面のコンディションとも密接に結びつく”第一印象の起点”として、日常的に意識されていることが読み取れます。(グラフ2)
目元への意識が高まる一方で生活習慣の影響も頻著に
「スマートフォンやパソコンの使用によって、目元にどのような影響を感じていますか。」という問いに対して、約8割の女性が目元に何らかの不調を感じており、全世代で「目の疲れ」がもっとも多く、特に60代女性では7 割を超える結果に。さらに30代以降では「目の乾燥」や「目元のたるみ」など、まぶた全体のゆるみや目元のボリュームダウンといった課題がでてくるタイミングであることがうかがえます。
一方で、20代~30代では「目の下のくま」の悩みも多く、“メイクの映えにくさ”“寝不足”などの美容意識が影響していることが推測され、まつげ美容液や保湿系アイテムのニーズが高い層と考えられます。(グラフ3)
そして、「年齢とともに目元の衰えが気になってきた」層が6割弱いることが分かり、印象補整型のマスカラや、土台から整えるエイジング対応まつげケアへの関心が高まると推察されます。このように、不満や意識は全年代に存在しており、年代ごとに異なるアプローチの目元ケア提案が求められていることが今回の調査から明らかになりました。(グラフ4)
ケア意識は高いものの正しいケアの方法がわからない女性が半数以上に
髪や目元が印象を左右することへの意識が高いことが分かった一方で、「正しいやり方が分からない」と感じている女性が半数以上いることが浮き彫りになりました。具体的には、「正しい髪のケア方法が分からない」と回答した女性は 51.7%、「正しい目元のケア方法が分からない」という回答も52.0%と半数以上にのぼりました。(グラフ5・6)
さらに、「髪は自分でケアするより、プロに聞きたい・任せたいと思う」と回答した女性は 46.9%と約半数にのぼり、「何から始めればいいか分からない」「情報が多すぎて選べない」「正しくできている自信がない」といった、知識・手段・自信の不足による心理的ハードルがあると考えられます。そこに、専門的なサポートやカウンセリングを求めるニーズも潜在的に存在していることがうかがえる調査結果となっています。(グラフ7)
調査から、多くの女性が“髪型や髪の印象が清潔感を左右する”と感じており、同時にまつげや目元も第一印象に深く関わっていると認識していることが明らかになりました。
一方で、「正しいケア方法が分からない」と感じている女性が髪・目元いずれも半数以上にのぼり、情報や手段の不足が行動の障壁となっていることがうかがえます。こうした悩みには、印象アップと自信の回復をサポートするアイテムで解消するのも一つの方法です。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル