季節により様々な感染症が流行します。罹患しないために「免疫力を高める」という言葉もよく耳にするようになりました。私たちの健康には免疫が深く関わっており、免疫機能が正しく作用していれば病気にかかりにくいと言われています。
では、免疫は体調だけでなく、肌にも関係しているのでしょうか?
その関係を調査する目的で、イミ二免疫薬粧が全国の30歳以上の女性(508人)と美容皮膚科医(516人)を対象に『免疫力と肌の不調』に関する調査を実施し、その結果を公表していますので紹介します。
はじめに、30歳以上の女性に免疫力が低下した際の変化について聞いた質問では、「免疫力が低下した時、どのような変化を感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、「肌の不調(肌荒れ・乾燥・吹き出物・赤み・かゆみなど)(44.9%)」という回答になっています。
続いて、「肌の不調」と回答した方に「免疫力が低下した時、肌にはどのような不調を感じることが多いですか?(複数回答可)」と質問したところ、「肌荒れ(57.9%)」という回答が最も多く、次いで「ニキビや吹き出物(46.5%)」、「かさつきやごわつき(41.2%)」という結果になりました。(グラフ1)
「免疫力と肌の不調は関係があると思いますか?」と質問したところ、「とても関係があると思う(42.1%)」、ある程度関係があると思う(49.8%)」とほとんどの人が関係性があると回答しています。「関係ない」と回答している人は8.1%でした。(グラフ2)
次に美容皮膚科医の人に質問をしています。
「免疫力と肌の不調はどのくらい関係があると思いますか?」と質問したところ、「とても関係があると思う(74.0%)」、「ある程度関係があると思う(25.0%)」と9割の皮膚科医が関係あると回答しています。
「免疫力が低下することで、起こると考えられる肌の不調について教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「ニキビや吹き出物(61.3%)」という回答が最も多く、次いで「肌荒れ(52.8%)」、「かさつきやごわつき(41.3%)」という結果になっています。
女性の回答や皮膚科医の回答結果から、肌の不調を防ぐためにも免疫力を低下させないことが大切と言えそうです。
(グラフ3)
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル