業界ニュース

化粧品用途への注目素材「乳酸菌発酵水」とは?

桜

オリザ油化(本社愛知県一宮市)が化粧品用途の「乳酸菌発酵水」2026年1 月26日に上市しました。

化粧品の大部分は水で構成されており、成分表示の最初に「水」と記載されることが一般的です。同社は「化粧品はほぼ水」という印象を払拭し、成分表示の最初に情緒的価値と機能的価値を持つ原料を配置したいという化粧品メーカーの声に応えるべく開発をスタートしました。匂いや色、機能性へのこだわりから、重ねた試作は50回以上。そうして誕生したのが、化粧品のベースを
“発酵の力”でアップデートする「乳酸菌発酵水」です。ローション、シャンプー、コンディショナーなど幅広い剤型に活用できることから、スキンケアでは、花粉による肌荒れ、秋冬の乾燥、真夏のほてりを潤す商品に、ヘアケアでは、髪内部の水分バランスが崩れることで起こる髪の広がりやパサつきを抑える、「うるおい設計」の選択肢としても幅広い活用方法があります。

乳酸菌発酵水は、日本の”しだれ桜”の花びらから採取された乳酸菌「さくら乳酸菌® /SAKULORA®」で発酵しています。この乳酸菌は、同社が日本各地のさまざまな桜から採取した100種類以上の乳酸菌を厳密にスクリーニングし、その中から選ばれた同社のオリジナル株です。「日本の美」や「春」「儚さの美(移ろいゆくものを美しいと感じる心)」といった情緒的イメージを化粧品に付与することが可能になります。

乳酸菌発酵水は、固形分が1.5%以上含まれているため表面張力が水より低く、肌上で素早く広がり、なじみやすさが向上しています。(図1)

図

図1

さらに、ヒト臨床試験(n=18)において、50%乳酸菌発酵水(ペンチレングリコール抜き)を使用した結果、水と比較しても効果が確認されました。(図2)

図

図2

この結果から、乳酸菌発酵水は、肌の潤いを高めるとともにバリア機能を強化することが確認されました。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子

Related articles