美容や健康にまつわる情報を発信するビズキは、全国の20〜50歳代の女性2,000人を対象にライフスタイルに関するアンケートを実施し、年代別等の特徴についてまとめた概要を公表しました。調査では「仕事と恋愛の優先度」についてまとめられています。
全国の20代〜50代の女性2,000人を対象に、「仕事と恋愛、どちらの方がより大事だと思いますか?」というアンケート結果で最も多かった回答は「どちらも同じくらい大事」で32.9%、「状況によって変わる」が24.4%、「恋愛」が13.6%と続く結果となっています。
一方、「どちらも大事ではない」と回答した人は9.7%でした。(グラフ1)

グラフ1
年代別では、どの年代でも「どちらも同じくらい大事」の割合が高く、仕事と恋愛のバランスをうまく取りながら充実した生活を送りたいと考える人が多いようです。
一方、「どちらも大事ではない」という人は20代と30代で多いですが、若年層では仕事や恋愛第一というよりも、アイドルや俳優、アニメなどを応援したり愛でたりする「推し活」が生活の軸になっているという人も増えているのかもしれません。(グラフ2)

グラフ2
世帯年収別で見てみますと、「仕事」と答えた人は「世帯年収〜500万円」の人に最も多く、「恋愛」と答えた人は「世帯年収1,001万円〜」に最も多くなっている傾向が見られます。
マズローの欲求階層説に基づきますと、『安全の欲求』を得た後は、より高次の欲求である『所属と愛情の欲求』を満たそうとする傾向があることから、経済的な安定を得た高収入層では幸福度を高める要素として恋愛を重視する傾向がある可能性が伺えました。
また、「どちらも同じくらい大事」という人は「世帯年収501万〜1,000万円」に最も多くなり、ワークライフバランスを重視している人が多いことが推察されます。(グラフ3)

グラフ3

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル