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「乳がんは身近な病気だ」と思う女性は8割に上る一方で、7割が遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を知らない


HBOC(Hereditary Breast and OvarianCancer)は遺伝性のがんの1つで、特定の遺伝子に生まれつき特徴を持っていることで、乳がんや卵巣がんに罹患しやすい体質のこと。日本では乳がん患者のうち約4.2%、卵巣がん患者のうち約11.8%に認められたとの報告があります。乳がんと卵巣がんは多くの女性にとって身近な病気であるものの、HBOCについては認知が進んでいない状況です。

「乳がんは身近な病気だ」と思う女性は8割に上る一方で、7割が遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を知らないことが、医療機器製造のミリアド・ジェネティクス(東京・新宿)による調査でわかりました。
調査は20〜60代の女性1,000人に向け実施。「乳がんを身近な病気だと思うか?」と聞いたところ、82%が「そう思う」と回答しています。続いて「HBOCを知っているか?」と聞いた質問では、「知らない」が最多で68%に上っています。「聞いたことはある」が27%、「よく知っている」は5%で、認知が進んでいない実態が明らかになりました。
こういった背景から同社は、認知拡大とがんの早期発見につなげようと、11月8日を「HBOCを考える日」に制定しました。

同社が運営する、HBOCについてまとめたウェブサイトでは、HBOCのチェックシートを掲載していますので参考にしてみて下さい。
https://shiritai-hboc.jp/self-check/

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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