2022年1月7日、公益社団法人 日本通信販売協会(JADMA)の新年賀詞交歓会が都内ホテルで開催されました。
JADMAの粟野光章会長は冒頭のあいさつで「2022年は公益社団法人になってから10年、協会設立から40年目を迎える節目の年になります。消費者保護と業界の健全な発展をめざし、本年もしっかり取り組んでいきたいと思います」と抱負を述べ、通販市場の近況については「コロナ禍で在宅での購買ニーズが伸び、売上が飛躍的に伸びました。協会が統計を取り始めてから初めて10兆円を超え、前年からは20.1%伸びる結果となりました」と述べています。
一方で、「消費者からの相談件数が近年増加しています。通販業界の健全な発展をめざす協会としての使命、役割も同時に重くなっていると認識しています」とも述べています。
さらに、通販市場の拡大要因にもなったインターネットの普及については「通販事業に参入する障壁を大きく引き下げたと思います。現在、通販を行う事業者は数十万社を超えると言われています」とも述べ「一部の事業者によって、多くの健全な事業者の成長機会が奪われないよう、協会としてもしっかり取り組んでいきたいと思います」と述べました。
また、「改正特定商取引法の運用を消費者庁とともに推進していき、詐欺的な定期購入商法に対する取り組みを強化してまいります」とも話していました。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル