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機能性素材「プラセンタ」最前線 プラセンタ市場の動向を探る

プラセンタ 市場 機能性素材

エイジングケア素材の定番となったプラセンタ 認知度もあり成熟期を迎える

今やエイジングケアの素材として定着したプラセンタ。美容、健康の両面から訴求できることや、一般消費者への認知度もあること、さらには医療分野でも活用されていることなどから市場は活況のようです。

プラセンタは化粧品素材を中心に健康食品素材としても活用され、今やエイジングケアの定番商品として定着しました。プラセンタは、もともと牛由来のプラセンタとして市場ができあがりつつありましたが、2000年初頭にBSE問題が発生し市場に大きな打撃を与えました。

その後、牛に変わる代替として豚由来にシフトされました。当時のプラセンタ製品のほとんどは化粧品であり、豚での使用感に疑問を持つ関係者もいました。しかし各企業の努力もあり豚由来のプラセンタの安全性が確認され、プラセンタ市場の礎を作ったと言っても過言ではなく、現在市場の多くは豚由来のものと推察できます。

その豚由来に一石を投じたのが馬由来プラセンタです。2006年頃に北海道産サラブレッドの馬プラセンタが健康食品として販売会社によって発表された経緯があることから、おそらく、馬プラセンタが市場に出た初期の頃にあたります。馬プラセンタの登場によりプラセンタ市場は勢いを増し、現在のプラセンタ市場の活況を築き上げたとも言えるでしょうね。

BSE問題

牛の脳の中に空洞が出来てスポンジ(海綿)状になる感染症(プリオン病)である牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう:英語Bovine Spongiform Encephalopathy 略称 BSE)で一般的に狂牛病と知られ、1986年にイギリスで初めて発見された。

この病気を発症した牛は群れから離れたり、痙攣を起こすなどの初期症状から、音や接触に対する過敏反応、さらに悪化すると立てなくなるといった症状が現れる。

イギリスで発生した原因は飼料として与えられた汚染肉骨粉だとされている。日本では2001年9月10日に千葉県内で飼育されていた牛がBSE発症の疑いであることが農林水産省から発表され、後にBSE発症が確定されたことから日本もBSE牛の発生地域となった。

これにより牛由来のプラセンタを使用していた化粧品メーカーは自主回収に追われることになり大打撃となった。発生直後の2001年11月に本紙では狂牛病セミナーを開催し、200名を超す業界関係者を集めたことからも、当時の混乱ぶりは尋常ではなかった。

サラブレッドプラセンタは馬由来プラセンタの中でも別格な存在


BSE問題を契機に豚由来プラセンタが市場を牽引していき、プラセンタ業界の基盤を盤石にしていったが、国産サラブレッド馬由来プラセンタが登場しプラセンタ業界に一石を投じました。サラブレッドという力強く、綺麗なイメージもあることから次第に国産サラブレッド馬プラセンタが注目されるようになりました。特に、新規にプラセンタを販売する企業は先行する他社との差別化を図る意味で採用率が急増していったようです。

しかし一方では、商品化するまでのコストが高いという問題が生じます。国産サラブレッドの原料コストが高いためです。それには大きな理由があります。国内のサラブレッドは「走って賞金をかせぐ」経済動物として生産されており、近年では年間7000〜8000頭前後の仔馬が誕生していると言われていますが、馬の育成や管理などで莫大なコストがかかるため原料コストも高くなるのです。

「サラブレドの出産はある程度、日にちや時間が決められているため、獣医を含めて4〜5人のスタッフが立ち会います。そこに冷凍庫をもったスタッフが動向して鮮度を落とさずに回収し工場に持ち帰りますから管理は問題ありません。最近はより良いサラブレッドを育成するためにサプリメントなども肥料として使っているため、そういった馬の管理費用もかかるために、胎盤を販売して充当する大手牧場も増えてきましたし、今後も増量していきます。」(某メーカー)


サラブレッドの繁殖期は毎年1月〜6月で3、4、5月が出産のピーク。当年度分をこの間で採取し販売は秋まで。それ以降が採取できないため供給量に限界があるのです。国内のサラブレッドに関していえば前述した通り1月〜6月に出産します。これは日本の競馬システムと連動しています。

日本の競馬自体は年間を通して開催されていますが、日本の競走馬(サラブレッド)は2歳の6月から順次デビューします。生まれた年が0歳。そこから2年の育成期間を経てデビューします。また牝馬(ひんばと読む/メス馬のこと)が全て繁殖馬となるわけではなく、競走成績や血統背景などによって厳選された馬だけが繁殖馬となれるのです。競走馬が繁殖馬となる時期が概ね3月〜5月頃。その後、種牡馬からの種付けを経て受胎が確認されると約10か月後の翌年1月〜6月に出産します。このようにサラブレッドは徹底した管理や育成プログラムに合わせた生き物で、馬の中でも別格な存在と言えるのです。

そういった物理的要因もあり南半球(日本とは逆)などの海外産の馬プラセンタへの需要も増えてきているのが現状のようです。

「国内外産問わず、豚に比べれば原料コストも高く、高級指向なので販売会社の経営者や開発担当者も豚に比べ真剣度が明らかに高いですね。それなりのコスト高になるため、失敗は許されない覚悟の表れを強く感じます。特に中小の販売会社にとっては投資額も大きくなります」(原料供給メーカー)

プラセンタ製品は化粧品、健康食品、ドリンクタイプなど様々な形態の製品が流通されていますが多くは豚由来のシェアが多いです。馬由来の製品もシェアは拡大傾向ですが、海外産のものが多いです。それはやはり、一般消費者への販売価格を考慮した場合、国内産サラブレッドでは採算面で折り合わないという一面もあるためです。逆に国内産サラブレッドを謳った製品が通常より低価格であった場合、配合量が少なめだったりするケースがあります。配合量が少ないとエビデンスを訴求するための効果配合量に満たない場合が多いため注意が必要です。

ここでは主に馬プラセンタの魅力について紹介してきましたが、市場のシェアは豚由来プラセンタが多く、品質も良いです。豚由来も馬由来も優劣の判断はできません。プラセンタは医療現場でも治療や予防の一環で有用されており、「女性だけでなく最近は男性の患者さんもプラセンタ注射やサプリメントを利用しています」(都内のクリニック院長)ということからも治療・健康維持・予防といった内面的な美容と健康の他、化粧品素材として外面的な美容へのアプローチができる素材という大きな特性を持つことからも、政府の政策の一つとして掲げられている「健康寿命の延伸」を実現させる素材として期待がかかります。

インナービューティメーカーが開発したプロ仕様 北海道産サラブレッドプラセンタ「プラセンタ ヴィス グランプロ」

プラセンタ ヴィス グランプロ

プラセンタ ヴィス グランプロ

北海道産サラブレッドのプラセンタ純末100%、無希釈で200mgの贅沢配合された馬プラセンタサプリメント「プラセンタ ヴィス グランプロ」を販売しているのがプロラボホールディングス。同社はインナービューティを提唱する美容メーカーで、エステティックサロンの専売商品を中心に、スポーツクラブ、美容サロン、整骨院へ独自に開発した美容商品を供給しています。

同品はそのアイテムの一つ。着色料、香料などは一切使用せず、北海道の馬プラセンタのみを無希釈・純度100%で植物由来の無着色カプセルに充填されています。経済動物であるサラブレッドは1頭の価値が数千万円〜億単位で取引されるケースも多いです。一般的なプラセンタ原料である豚は年間に2〜3回の分娩が可能で一度に10頭前後の出産をしますが、馬は年に1度、それも1頭のみの出産に限られ、また、1回の出産時に採取できる胎盤(7kg前後)からは3〜5%程度しか抽出できないため希少価値が高いのです。

プラセンタ ヴィス グランプロ

プラエンザイム®︎EXグランプロ

北海道産サラブレッド馬プラセンタ7,000mg、113種類の植物酵素液3,000mg、低分子サーモンコラーゲン10,000mg、燕の巣エキス、核酸(DNA & RNA)などの美容成分を配合したのが「プラエンザイム®︎EXグランプロ」。

馬プラセンタの『胎盤力®︎』をコンセプトとして捉え開発された逸品です。両品共にサロン専売品で、エステティシャンなど美容のプロが販売を手がけるだけにプロ仕様の配合になっています。

問合せ先:プロラボホールディングス
☎︎03-6436-9750

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