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健康づくりのため、おうちピラティスを始めました!


銀座で20年に渡りピラティススタジオを主宰している千葉絵美が監修するムック「キレイをつくるピラティス」。ピラティス初心者でもチャレンジしやすいようレッスン動画(QRコード)付き。イベントの多い年末年始にかけて、少しカラダを鍛えようと、おうちピラティスを始めることに!

厚労省は1日60分以上の歩行を推奨。でも・・・

今年11月に厚労省から健康づくりのための運動指針が発表されました。10年ぶりの改訂です。指針は科学的根拠に基づいて「成人は1日60分以上8000歩行、筋トレは週2~3回」を推奨しています。
中でも腕立て伏せやスクワット、マシンなど一定の負荷のかかる筋力トレーニングは死亡や心血管疾患、がん、糖尿病などのリスクが、10~17%低くなるとの報告もあるそう。
還暦を迎えても、まだまだ現役でいたい私。これまではボディメンテといえば、エステティックなどに丸投げだったのですが、やっぱり運動も大事。そこで指針通りに運動を開始しよう!と意気込んだのはいいけれど。
60分以上8000歩以上は思っていた以上に難しかった。そもそも8000歩を達成するのに2時間半かかる。仕事をしながら毎日2時間半散歩なんて無理だ。ということで、厚労省案は私的には却下。
でも何かしなきゃと思っていたときに見つけたのが「キレイをつくるピラティス」。以前取材でお世話になった千葉絵美さんが監修しているムック本。
千葉さん、本当にスタイルも人柄も本当に素敵な方でファンの多い方。東京・銀座で20年に渡り「studio-emi」というピラティス・スタジオを主宰しています。

ピラティスインストラクター 千葉絵美さん

キレイになるピラティス・スタジオ studio-emi主宰(東京都中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル6F)

大学在籍中にモデル活動を始める。卒業後、客室乗務員(ANA)を経て、イギリスに留学。 帰国後はピラティスインストラクターの資格を取得し、スタジオを設立する。 ピラティスの普及・指導に努めるかたわら、モデルとして各種メディアで活躍している。著作に『ピラティス10歳若返るレッスン』(日本出版社)2007年・『美人やせピラティス―しなやか筋肉で、カラダをひきしめる 』(幻冬舎)2007年・『きれいやせピラティスDVDレッスン』(主婦と生活社)2006年等多数。
銀座で20年に渡りピラティススタジオを主宰している千葉絵美が監修するムック「キレイをつくるピラティス」。ピラティス初心者でもチャレンジしやすいようレッスン動画(QRコード)付き。イベントの多い年末年始にかけて、少しカラダを鍛えようと、おうちピラティスを始めることに!

30回やると生まれ変わるといわれているピラティス


ピラティスを簡単に説明すると、リハビリのためのエクササイズ。もともとは第一次世界大戦で負傷した兵士をリハビリし、戦場に戻すために考案されたといわれています。ちなみにピラティスとはこの運動を考えた人の名です。
畳1畳分で効率よく身体を動かすことができ、呼吸や血液・リンパの流れを感じながらインナーマッスルを鍛えるというもの。
ゆったりとした動きは、ヨガ運動に似ていますが、なかなかどうして。ヨガとくらべると、かなりキツい。さすが30回やると身体が生まれ変わると言われているピラティスだけのことはあります。
ただ1回ごとの動きがキツいだけあって、1日10分〜15分行うだけでもかなり運動した感があります。
これなら、仕事の合間に、お風呂上がりに、寝る前にと空いた時間で自分のペースで行えます。

動画と本を見ながら、さっそくセルフトレーニング開始!


まずは身体の歪みチェックから。姿勢・骨盤・股関節のなどをチェックすることから始めます。
チェックの結果、全体的に右側傾いていることがわかりました。私の場合、左の腋窩リンパを手術で取ってしまっているので、どうしても左側をかばってしまうのでしょうね。
チェックの後は、ラテラル呼吸といってピラティス式腹式呼吸法を練習。この呼吸を正しく行えないと効果が半減するとあって、当分はラテラル呼吸だけをレッスン。身体で呼吸を覚えないと!
セルフトレーニングの最大のメリットは、これですね!自分のペースで出来ること。1つの動作を繰り返し行えること。スタジオレッスンだと、出来ても出来なくてもプログラム通りに進行します。
かつて通っていたヨガ教室で「出来ないところは飛ばして次にいきましょう」というインスタラクターの無情さよ!

さてラテラル呼吸をマスターするまで、3日間は呼吸ばかりレッスンし4日目からは準備パート2、肩甲骨ほぐし。
ピラティスの効果を確実なものにするために肩甲骨をほぐす必要があるのですが、私には最強の肩甲骨はがしマシーン「リリースカッター」があるので、ここはパスしてついに本格レッスンに入ります。
最初は初心者向けの基本レッスンからスタート。続いて「正しい姿勢をつくるプログラム」「セルフケアエクサイズ」「スタミナアップ・ワークアウト」「ボディメイクコース」「エイジレスボディトレーニング」ラストは「メリハリボディ・ブートキャンプ」。
マイペースでコツコツ行う私ですから、正直、最終プログラムにたどりつくのはいつになるのかわかりません。
ですが、それで良いのだそう。自分のペースで無理せず1週間に1度より毎日5分が効果的なのだとか。まずはゴール目指して頑張りましょう!

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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