エステサロンを開業するにあたって、導入するエステ機器に悩んではいませんか?
最新の機器や効果の高い機器を目当てにやってくる顧客も多いため、導入する機器によっては集客数に差が出る可能性があります。
業務用のエステ機器には豊富な種類がありますが、決して安価ではありません。
資金の少ない開業時から多くの種類を取り揃えることは難しいため、費用対効果をしっかり見極めて厳選する必要があります。
そこで今回は、数あるエステ機器の中から、フェイシャルエステ機器について解説します。
おすすめの機器もご紹介しますので、エステ開業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
フェイシャルエステ機器は、営業形態に合わせて選びましょう
エステサロンの営業形態には、店舗型のサロンと自宅の一室で営業する自宅サロンなどがあります。
店舗型のサロンでは比較的大型で高価な機器が求められ、自宅サロンではコンパクトで低コストの機器が多く求められている傾向にあります。
まずは、店舗型サロンと自宅サロンでそれぞれに向いている機器の種類をご紹介します。
店舗型サロン向け
・エレクトロポレーション
電気刺激で肌に穴をあけた状態にして、肌の深層部まで美容成分を届けます。
同じく肌深層に美容成分を届けるイオン導入とよく比較されます。
エレクトロポレーションは、イオン導入の20倍の美容成分を浸透させることができるため、効果に大きな違いが出ます。
イオン導入では届かない美容液も浸透させることが可能です。
マシンの費用が高価で、さらに導入美容液と定期的なメンテナンスのコストがかかるため、店舗型のサロンに向いています。
・ハイフ(HIFU)
たるみを引き上げるリフトアップ治療法の1つで、高密度焦点式超音波治療法とも言います。
1点に集約した超音波を、肌の深部にピンポイントで照射します。
強い熱エネルギーを与えることで、コラーゲンやエラスチンが生産され、増殖してたるみの改善とリフトアップにつながります。
切らないフェイスリフトと言われるほど、高い効果が期待できます。
ある程度の脂肪がないと痛みを伴う場合があり、施術には技術が必要です。
美容好きな方の間ではすでに浸透していて、集客力があることから高い収益性が望めます。
・ハイドロピーリング
ハイドロ(水流)の力を利用したピーリングです。
渦巻き状の優しい水流で古い皮脂や角質を除去し、さらに普段のクレンジングでは落としきれないメイク汚れや毛穴の黒ずみ、角栓まで取り除きます。
施術後はピリピリとした痛みや乾燥を感じたり、日焼けのダメージを受けやすくなったりする可能性があります。
維持費はかかりますが、施術後の効果が見た目でわかりやすいため高価なコースでもリピーター獲得が見込めます。
自宅サロン向け
・イオン導入美顔機
微弱な電流を流し、美容に有効な成分を肌の奥まで届ける機器です。
有効成分を塗布しただけで、届かない皮膚の深部まで浸透させることが可能です。
ニキビや色素沈着などそれぞれの症状に有効な成分を塗布し、イオン導入することによって、症状の改善に導きます。
イオン導入器で浸透されるのは、ビタミンC誘導体などの分子が小さな成分のみで、すぐに効果を実感しづらいため回数を重ねて施術する必要があります。
種類は、ハンディタイプや卓上タイプのコンパクトな物、手頃な価格のものまで多様です。
ハンドフリータイプは、放置時間に他の作業ができるので個人経営者にもおすすめです。
・スクラバー(超音波毛穴洗浄)
1秒間に数万回という超音波の振動で乳化作用が起こり、古い角質や汚れが表面に浮き出ます。
毛穴に詰まった汚れや皮脂を取り除くため、くすみの解消に効果的です。
超音波の刺激は、肌にハリを出すことにも有効です。
極度の乾燥肌や肌荒れを起こしている方に使用すると、症状が悪化する恐れがあります。
また、ニキビや吹き出物が活性化している部分も避けて施術します。
他の機器に比べ、低価格で導入可能です。
維持費もあまりかからず、お手頃のメニューとして提供できます。
・ラジオ波
高周波を肌に流し、ジュール熱を発生させます。
ジュール熱は、肌の深層まで温めることができ、代謝が促進して老廃物が排出されやすくなります。
その結果、むくみの解消や小顔効果が期待できます。
コラーゲンの働きも活発になり、ハリや弾力が出てリフトアップにも有効です。
家庭用のものであれば低価格で導入可能で、業務用に比べ効果は劣りますが、お客様には通い安い値段のメニューとして提供できます。
人気の機器3選
実際にサロンでは、どのような機器が選ばれているのでしょうか?
続いては、現在人気のフェイシャルエステ機器を3つご紹介します。
フォーカスシュート
・機能:ハイフ
・規格:高さ165×幅412×奥行375mm /4kg
・効果:頬のたるみ、二重あご、ほうれい線、リフトアップ、毛穴引き締めなど
フォーカスシュートは、フェイシャルケアに加え、ボディートリートメントもできる複合機です。
皮下組織にダメージを与えることで、創傷治癒や皮下組織の修復にも効果があります。
効果は照射直後でも感じられますが、1ヶ月後から顕著に現れ始めて2、3ヶ月後にはさらに実感できます。
照射したい深さに合わせてカートリッジを付け替えて、目的に合わせた施術が可能です。
業務用ハイドロピーリングゼロスキン
・機能:バイオピール、エレクトロポレーションマスク、エレクトロリフティング
・規格:高さ380×幅430×奥行380mm /17kg
・効果:角質・角栓除去、毛穴縮小、リフトアップ、ターンオーバー正常化など
業務用ハイドロピーリングゼロスキンは、第3のピーリングと言われるバイオピールに特化したマシンです。
独自設計のチップは、肌に負担をかけず毛穴の汚れを取り除くことが可能です。
また、エレクトロポレーションでは、美容液が染み込んだマスクを使用するため、これまでの美容液を塗布する手間が省けます。
さらに、エレクトロリフティングでは、特殊な電気パルスを送ることで、鍛えにくい顔の筋肉を刺激し、スッキリしたフェイスラインに整えていきます。
1台で幅広いフェイシャルケアが可能な多機能マシンです。
コンフォートデュアル(ラジオ波)
・機能:ラジオ波
・規格:高さ350×幅316×奥行310mm / 7kg
・効果:ほうれい線、毛穴、二重あご、シミ、しわ、乾燥肌など
コンフォートデュアル(ラジオ波)は、4MHzのラジオ波で安全で手軽に短時間で効果を発揮します。
ショットモードでは、肌に密着させスイッチを押すだけで、真皮や皮下脂肪層まで高い熱が届くことが特徴です。
ショットモードと併用し、組織の温度を均一に上げるラビングモードもあります。
効率良く高い熱エネルギーを照射することで、緩んだコラーゲン繊維を再生し、一気に収縮で若返りに効果的です。
導入するなら最新の機器がおすすめ
これからフェイシャルエステ機器を導入するなら、最新機器がおすすめです。
その理由と、注目の最新機種をご紹介します。
最新機器がおすすめの理由
最新のフェイシャルエステ機器は、美容医療とエステ、2つのメリットを併せ持っているのが特徴です。
美容医療は、エステよりも高い効果が期待できる反面、肌への刺激が強いことから、大きな痛みを伴ったり、ダウンタイムが必要だったりします。
一方のエステでは、美容医療より刺激は少ないものの、効果に物足りなさを感じる方もいます。
そこで、最新の機器では双方の利点を上手く組み合わせたものが開発されています。
最新機器を導入すれば、肌への刺激が少ない上に美容医療に引けを取らない効果が期待でき、集客率アップにつながるでしょう。
また、1台で複数の機能を持った機種もあり、用途に合わせて多くの機器を導入しなくて済み、コスト削減にもなります。
注目の最新機器!GROTTY PRO
今、注目を集めている最新のフェイシャル機器の1つに、GROTTY PROがあります。
GROTTY PROは、医療1,500の医療機関でも導入されている技術を応用し、美容業界のためにリニューアルさせた最新のエステ機器になります。
近赤外線と音響振動によるオリジナルの新技術が特徴です。
近赤外線は、体への負担が少なく透過性に優れていて、肌のコンディションを高め、毛細血管のケアにも有効です。
さらに、音響振動には浸透効果だけでなく、癒し効果など様々な効果が期待できます。
使用するトリートメント剤は3タイプあり、フェイシャルケアには「ヒト幹細胞培養情上精液」を使用します。
このトリートメントは、へその緒由来の幹細胞培養エキスに加え厳選されたヒアルロン酸配合です。
さらに、スカルプ用、ボディーケア用のトリートメントもあり、1台で顔、頭皮、体、全てのケアが可能です。
エステ開業を成功させるためには、万全の準備が必要になります。
中でも、エステ機器選びは集客を左右する重要なポイントです。
最新の魅力的なフェイシャルエステ機器を導入し、宣伝すれば集客力も抜群でしょう。
特にGROTTY PROは、医療技術が応用された注目の機器です。
導入しているサロンが少ない内に、いち早く取り入れれば他店に差をつけることができます。
これからエステサロンの開業をされる方は、ぜひGROTTY PROの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?