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女性の老化を感じる体のパーツ1位は顔。2位は意外にも「手・指・爪」


エイジングケアハンドクリーム「Sirojam(白ジャム)」を展開するクロコス(福岡県福岡市、杉野憲也社長)は、「手肌」や「老化」について20~40歳代の女性200名にアンケートを実施。その概要を発表しました。

「女性の老化を感じやすい体のパーツはどこですか?」と尋ねたところ、1位は「顔」。当然いちばん見られるし、目にもつくパーツなので納得するところですが、意外にも2位は、顔に付随して視線がいきやすい「首・デコルテ」や「髪の毛」を差し置いて、「手・指・爪」という結果に。女性の手元はとても「老化」を実感しやすく、しかも意外と周りから“見られている”パーツなのだそうです。(図1)

次に「手が老けている女性は、実年齢より老けて見えると思う?」という質問では、75%の女性が「はい」と答えています。「手や指先、爪がきれいな女性は素敵にみえますか?」という質問には98%とほとんどの女性が「はい」と答えていることからも手肌の印象は、その人の印象にも大きく影響を与えていることがわかりました。(図2)

手は特にシワが目立ちやすく、年齢を感じやすい部分。手が老化しやすい原因として、手に皮脂腺が少ない、一年中露出している、外部からの刺激が多い、顔と比較してケアが重視されにくい、という主な4つの理由があるようです。もともと手のひらには手の潤いを守る皮脂腺がなく、手の甲や指にも少ないため乾燥しやすく肌バリアが不完全。その上、一年中紫外線や外気などに無防備にさらされています。さらに、日々の度重なる手洗いや炊事・洗濯、そして日常のパソコンや読書など何気ない作業も繰り返されることで大きなダメージとなるようです。

「手にもエイジングケアが必要だと思いますか?」というアンケートには、なんと96%の女性が「必要」と回答しています。(図3)
しかしその反面、アンケートで「意識して手のエイジングケアをしていますか?」という質問に「はい」と答えたのは36%止まりとなっています。(図4)

「なぜ、手のエイジングケアをしないのですか?」という質問への回答でいちばん多かったのが、51%の「やり方が分からないから」。その後、23%の「手間がかかりそう」、18%の「お金がかかりそう」と続いきました。(図5)

ハンドケアは情報もアイテムもたくさんあるから取り掛かりやすいですが、エイジングケアは何をすればよいのか? ハンドケアとどう違うのか? どんなアイテムがある? 実は女性のみなさんが足踏みするほど、エイジングケアはお金がかかるものでも、手間がかかるものでもないようです。簡単に言えば、ハンドケアの延長で、ハンドケアにエイジングケアのエッセンスを添えるだけとのこと。毎日のあなたのハンドケアをちょっとバージョンアップするだけで、エイジングケアへとつながるのではないでしょうか。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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