美容や健康にまつわる情報を発信する「Kirei Style(キレイスタイル)」の運用を行うビズキが、全国の女性2,000人を対象に美容に関するアンケートを実施し、年代別等の特徴についてまとめた結果を公表しました。
全国の20代〜50代の女性2,000人を対象に、「自分が”垢抜ける”ために、一番投資すべきだと思うのは次のうちどれですか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「肌(スキンケア・美容皮膚科など)で21.7%となっています。次いで、「髪(美容室・カラー・ヘアケアなど)」が18.5%、「内面・マインド(自信・表情・所作など)」が16.7%と続く結果です。(グラフ1)

グラフ1
年代別では、年代ごとに優先する項目に差があることが分かります。他の年代と比較して、最も差が出た項目は「内面・マインド(自信・表情・所作など)」で、20代が最も多く22.4%です。
20代では「自信のなさ」や「人と比べてしまうこと」への悩みを抱えやすい世代と言えます。
垢抜け=見た目の変化だけでなく「自分に自信を持つこと」、「自分らしさを大切にすること」だと捉える傾向があり、メンタルの安定や自己肯定感の向上が外見にも影響するという考え方が支持されていることが推察されました。
一方、全体の中で最も回答率が高くなったのは、40代の「髪(美容室・カラー・ヘアケアなど)」で23.2%です。40代では育児が一段落してくる方も多く、セルフケアに意識を向けるようになった時に、ホルモンバランスなどによる髪質の変化を実感し、髪のメンテナンスへの意識が高まる傾向が伺えました。
また、20代の「肌(スキンケア・美容皮膚科など)」も同率で23.2%ですが、SNSの普及により美容医療を用いた”肌管理”が一般的になってきており、垢抜けに欠かせない存在になっている可能性が伺えました。(グラフ2)

グラフ2
世帯年収別に見ると、最も差が出た項目は「肌(スキンケア・美容皮膚科など)」となり、世帯年収「1,001万円~」の層で最も回答率が高くなりました。
他にもこの層では「ボディ(ダイエット・ジム・姿勢改善など)」の回答率が高くなりましたが、長期的な取り組みが必要な投資に取り組む傾向が見受けられました。(グラフ3)

グラフ3
この背景には、キャリアアップや社会的地位の向上といった成功体験を通じて、長期的な自己投資が将来の自分を高める“確実な手段”であるという認識が根付いていることが推察されます。
”垢抜け”においても同様に、短期的な変化よりも継続的なケアや努力によって理想の自分をつくり上げていくプロセスを重視していることが伺えました。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
