美容医療に踏み出した眼科専門医の覚悟とこだわり
眼科・内科・美容皮膚科を併設する新宿のKクリニック。院長を務める浅山恵子医師は、眼科の専門医として多くの患者を診てきた中で、「美容医療」にも真摯に向き合うようになった医師のひとりだ。その転機となったのは、ある患者のひと言だった。
内科・眼科・美容皮膚科 K clinic院長
浅山 惠子 医師〈Keiko Asayama〉
【所属医師会】 日本医師会 東京都医師会 新宿区医師会 日本眼科医師会 東京都眼科医会 【所属学会】 日本眼科学会 日本眼科手術学会 日本眼内レンズ屈折手術学会 日本小児眼科学会 日本弱視斜視学会 神経眼科学会 美容皮膚科学会
【経歴 ・資格】
日本大学医学部大学院卒業を卒業後日本大学医学部眼科学教室へ入局。
春日部市立病院医長、西葛西井上眼科こどもクリニック、中野総合病院主任医長、東京医科大学兼任助教などに就任。
日本眼科学会専門医、神経眼科相談医。日本医師会、東京都医師会、新宿区医師会、日本眼科医師会、東京都眼科医会、新宿区眼科医会に所属。米国ジョンズ・ホプキンズ大学で立体視の研究。
眼科専門医が考える美容医療
見えるようになったら、老化も見えてきた」
「私の原点は眼科です。視力を回復させる手術や疾患治療を中心に診療していました。でもある日、こんな言葉をいただいたのです。
“先生に手術してもらったら、自分の顔のシワやシミも見えるようになっちゃって。責任取って治してくださいよ”って。もちろん冗談交じりでしたが、その方の本音でもあったと思います」。
眼科治療によって視界がクリアになったことで、患者が自分の“見た目の変化”にも目を向けるようになった――その事実が、浅山医師にとって大きな気づきとなった。そこから、美容医療の世界へ一歩を踏み出した。
「コレクターのように」増え続けた美容機器
美容の世界に足を踏み入れてからは、学びを深めるうちに施術の幅も広がっていった。フォトフェイシャル、YAGレーザー、炭酸ガスレーザー、イオン導入など、肌悩みに応じたメニューを次々と導入。「気づけば、美容機器がどんどん増えて、まるでコレクターのようになってしまいました(笑)」。
だが、ただの“マシン偏重型”にはならない。「患者さんの気持ちに寄り添う医療」が何よりのポリシーだ。
美容皮膚科を始めた当初、「化粧品やサプリを無理に勧められるのでは」と不安視する声もあったという。
「当院ではサプリメントや美容製品もご紹介していますが、押し売りのようなことは一切しません。きちんとリスクや効果をお伝えし、納得いただいてから施術や購入を選んでもらいます」。
この姿勢に、次第に信頼が集まるように。
「“先生のおかげで人生が変わった”“見た目が変わって、内面まで前向きになれた”というお声をいただくと、医師冥利に尽きますね」
見た目の悩みと「目の疲れ」はつながっている?
浅山医師は、外見のアンチエイジングと「目の健康」は深くつながっていると語る。
「スマホやパソコンを長時間見ることで、目の疲れやドライアイを訴える若い方が増えています。目のまわりの筋肉が衰えると、まぶたが下がってきて『目が小さくなった』と感じる方も。これは眼瞼挙筋という筋肉の衰えによるものです」。
眼瞼挙筋の機能低下によって、視界だけでなく見た目にも老化が現れる。その背景には、血流やリンパの停滞があるという。
血流がカギ──若々しい目元と健康のために
「目の老化を防ぐには、血流を良くすることが大事です。スマホ老眼や眼精疲労、ドライアイの予防にはもちろん、全身の美と健康にとっても血流とリンパの流れは欠かせません。血流が滞ると、細胞の入れ替えが滞り、老化が進みますから」。
眼科医としての知見を持ちつつ、美容や内科の視点も取り入れる。多角的なアプローチを可能にするのが、Kクリニックの強みであり、浅山医師の診療スタイルだ。
東京都新宿区新宿5-6-2 神谷ビル402
TEL/FAX:03-3226-4024(完全予約制)
アクセス:新宿三丁目駅 C7番出口 徒歩3分、新宿御苑前駅 徒歩5分
浅山医師監修の目にもしみない、肌にもやさしい
医師の現場の声から生まれた“守るため”のUVケア
「目元に使える日焼け止めを探している患者さんが多く、医師として安心してすすめられる製品を形にしたいと考えました。紫外線は肌だけでなく、目の老化にも関係しています。このUVプロテクターは、目の周囲にも使えて、刺激が少なく、それでいてしっかり守れる製品です。皮膚が薄くてトラブルの出やすい目まわりにも安心して使えることを目指して処方設計しています」
【特徴①】低刺激で目にしみにくい処方
多くの日焼け止めには、揮発性のアルコールや香料が含まれており、それが目の粘膜を刺激したり、肌に赤みや乾燥を引き起こす原因になります。ラミュウ マイルド UVプロテクターは、こうした刺激成分を極力排除し、敏感肌・眼科的リスクに配慮した低刺激処方を実現。目もとの皮膚は極めて薄くデリケートですが、この製品はまぶたや目まわりにも安心して使える処方になっています。
【特徴②】紫外線防止剤をカプセル化
肌への負担を減らすために、紫外線防止剤をカプセル化して肌に直接触れない処方に。紫外線吸収率は90%と紫外線対策に十分なカバー力を持ちながら、肌負担を抑えています。赤ちゃんやアトピー肌の方でも使用可能なレベルのやさしさを実現しています。
【特徴③】スキンケア成分配合でうるおいを守る
紫外線防御だけでなく、美容皮膚科ならではの視点で選ばれた保湿・整肌成分も豊富に配合。フラーレン、CICA、ビフィズス菌により日中の乾燥や紫外線ダメージから肌を守りながら、スキンケアの効果も期待できます。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル