理想の体型を求めてダイエットに励み、効果の出ない苦労に直面している女性も少なくないでしょう。しかし、無理な食事制限や過度な運動は、健康に悪影響を及ぼす場合もあります。ただ痩せるだけでなく、健康的に理想の体型を維持することは簡単ではありません。「どうして痩せにくいのか、健康的かつ効果的なダイエット方法は何か、そして維持するにはどうすればいいのか?」といった疑問は尽きません。
それでは一体、現代の女性たちはどのようなダイエット方法を取り入れているのでしょうか?
美容医療サービスを提供するエミナルクリニックが、20代~40代の女性を対象に「ダイエットに関する調査」を実施し、その結果を発表していますので紹介したいと思います。
ダイエットのキッカケと理想は・・・
はじめに、ダイエットをはじめたきっかけを聞いています。「ダイエットのきっかけは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、「鏡で自分の体型を見て焦りを感じた(58.7%)」と回答した人が最も多く、次いで「以前の体型に戻したい(50.0%)」、「より美しくなりたい(42.4%)」と続いた結果となっています。(グラフ1)
次の質問では「ダイエットで痩せたい部分はどこですか?(複数回答可)」と聞いていますが、「お腹(61.2%)」と回答した人が最も多く、「脚(43.2%)」、「顔(27.2%)」と続いています。
お腹周りを気にしている女性は多いようです。また、夏などに脚を露出したい人は、細くしたいと思っている人も多いのかもしれませんね。
「ダイエットで何キロ痩せたいですか?(単一回答)」の質問では、「5kg〜10kg未満(41.9%)と回答した人が最も多く、「5kg未満(40.8%)」と続きました。(グラフ2)
経験したダイエット方法と使ったお金の金額は・・・
そこで、「今まで経験したことのあるダイエットを教えてください。(複数回答可)」と聞いたところ、「食事管理(80.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「運動(76.4%)」、「サプリメント(34.2%)」という結果になっています。この結果から、食事管理と運動でダイエットした経験がある人の多いことがわかりました。カロリー制限やジム通いなどに取り組んだ人が多いのかもしれませんね。
「これまでにダイエット(ジムやファスティング、食品など含め)にどのくらいのお金を使ってきましたか?」と尋ねたところ、「5万円未満(61.1%)」と回答した人が最も多く、次いで「5万円以上10万円未満(15.3%)」、「10万円以上15万円未満(9.2%)」と続いていることから、お金をかけてもダイエットしたいと考える女性は多いようです。(グラフ3)
ダイエットが辛いと感じる理由・・・
「ダイエットが辛いと感じる理由は何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、「結果が出にくい(56.9%)」、「食事制限が辛い(54.2%)」、「運動が続かない(52.6%)」という結果になっています。これらの結果から、食事制限や運動は継続が難しいと感じている人が多いようです。ダイエットはすぐに結果が出るものではなく、地道な努力が必要です。また、急激な体重の減少はリバウンドにつながりやすいと言われています。(グラフ4)
そこで「リバウンドの経験はありますか?(単一回答)」と尋ねたところ、約8割の人が「あり(76.9%)」回答しており、そのリバウンドの経験があると回答した人に「リバウンドの経験回数を教えてください。(単一回答)」と質問したところ、「1回(28.0%)」、2回(31.5%)」、3回(11.5%)」、「4回以上(29.0%)」という結果で、4回以上リバウンドしている人が最多となっています。何度もリバウンドを繰り返すと痩せにくい体質になると言われており、悩んでいる人も多い事が伺えます。(グラフ5)
ダイエットの目標期間と予算は?
最後に、痩せるまでの目標期間と使っているお金の金額を聞いています。「痩せるまでの目標期間を教えてください。(単一回答)の問いでは、「3か月以内(33.5%)」が最も多く、次いで「特に期間は決めていない(23.5%)」、「6か月以内(21.9%)」と続いた結果になっており、比較的短期間で痩せたいと思っている方が多いようです。
使っている金額では「5千円未満(68.0%)」の回答が最も多く「5千円以上1万円未満(18.1%)」と続きました。(グラフ6)
今回の調査で、お腹周りや足をもっと細くしたいと考えている女性が多いことが明らかになりました。食事管理や運動でダイエットに取り組んだ方が多いものの、4回以上リバウンドした方もいることが示されました。
辛い食事管理や運動が必要なく、効果的にダイエットできる方法に医療痩身があります。今度こそダイエットを成功させたいと考える方は、クリニックやサロンの無料カウンセリングを受けてみても良いのかもしれませんね。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル