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ダイエットを気軽にできる「スマホアプリ活用法」


ダイエットを取り組んでいる人の8割はスマホアプリを利用

ナイル(本社東京都品川区)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」は、新型コロナウイルスが2類から5類に移行した2023年の1年間で、ダイエットに取り組んだ経験のある10〜60代の男女554人を対象にダイエットに関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。

ダイエット目的は「自分自身の健康のため」が半数を超える結果に

2020年の新型コロナウイルスの感染予防から自粛生活が余儀無くされ、外出や運動環境が減少するなどの生活行動が制限されていたことで「コロナ太り」などの悩みも散見されました。2023年5月に2類から5類に移行されたことで3年間続いた生活行動の制限も解除されコロナ禍前の生活に戻りました。とは言え、コロナ禍では新たな生活スタイルも生まれました。アンケートではコロナ禍が明けた2023年の1年間にダイエットに取り組んだことがある554人に、その目的を聞いています。

最も多かったのは「健康維持のため(25.3%)」、次いで「美容・外見の改善のため(21.3%)」、「スタイル維持のため(19.0%)」でした。病気のリスクを減らすためや、医師からの勧め、体力向上をあわせると、見た目ではなく自身の健康のためにダイエットを始めた人は、全体の55.0%となっています。
また、外見の改善やスタイル維持を目的にしていた人は40.3%で、5類移行後は行動制限がなくなり、人と会う機会も増えてくるなかで、外見への意識が高まっていたのではないかと考えられます。(グラフ1)

グラフ1

1年以上ダイエットを続けていた人は19.3%

ダイエットを続けた期間を調べた結果、「2週間~1ヵ月程度」が最も多く22.0%、次いで「2~3ヵ月程度(20.5%)」、「1年以上(19.3%)」でした。(グラフ2)

グラフ2

1年間での体重の変化は「3〜5kg減」が最も多い結果に。継続期間が長いほど減少効果は大きい

1年間での体重の変化を調べた結果、「3~5kg減」が35.6%で最も多い結果となりました。回答者の約8割が、1年間で体重が減っていることが分かります。(グラフ3)
この結果を、ダイエットの継続期間別で見ると、継続期間が長いほど減量できている傾向に見えます。10kg以上体重が減少した人の割合は、ダイエット継続期間が半年以下では2%前後なのに対し、7~12ヶ月では14.7%、1年以上では21.9%でした。(グラフ4)

グラフ3

グラフ4

ダイエットの取り組み方法は運動が食事を上回る

ダイエットで取り組んだことを尋ねると、最も多いのは「有酸素運動(275人)」、次いで「筋力トレーニング(242人)」、「運動習慣を身につけた(207人)」となり、全体的に、食事関連よりも有酸素や筋力トレーニングなどの運動に取り組んだ人が多い結果となっています。(グラフ5)

グラフ5

「簡単に記録」ができて「費用のかからない」ダイエットアプリで可視化できるのが利点

ダイエットにアプリを活用した人が468人いました。その理由を聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「簡単に体の状態を記録できるから(25.2%)」次いで「費用をかけずにできるから(19.7%)」、「目標への進捗を手軽に把握できるから(11.3%)」でした。現在の状態を可視化し、経過を確認しつつ目標に向かって取り組むために、アプリを役立てている人が多いことが分かります。(グラフ6)

グラフ6

利用したアプリのトップは「体重の記録・管理」ができるアプリ

ダイエットの際に利用したアプリについて調べてみると、アプリを使用した人は554人中468人でした。1位は「体重の記録・管理(279人)」、2位「食事の記録・管理(191人)」、3位「ウォーキング・ランニング(178人)」でした。ダイエット目的でアプリを利用した人のうち半数以上が「体重の記録・管理」アプリを利用していたようです。また、「食事を記録・管理」や「運動内容の記録・管理」も上位に選ばれていることから、経過やその成果を可視化するために、アプリを活用している人が多いと考えられます。
その他にも、「ウォーキング・ランニング」や「筋力トレーニング」、「ダイエットレシピ」など、取り組む内容にあわせて必要な機能を備えたアプリを選んでいることが分かります。また、「ゲーム感覚で続けられる」「ダイエット仲間同士で励ましあう」など、モチベーションを維持しダイエットを継続するためにアプリが選ばれていました。(グラフ7)

グラフ7

今回同社が行なった調査の結果、ダイエットに取り組む人の2人に1人が、「体重の記録・管理」アプリを利用していた事がわかりました。ダイエットアプリのメリットは手軽に記録を付けたり、体重の推移を見たりできるところです。こまめにチェックできるため、ダイエットに対するやる気を持続させられるようです。また、アプリによっては、個別にアドバイスをもらえるタイプもあるため、モチベーションの維持にも役立つのでしょうね。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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