近年、女性の健康や快適な暮らしをサポートする商品やサービスとして注目される「フェムケア」。では実際に「フェムケア」に関する認知度はどのくらいあるのでしょうか?
NEXER社とシルキースタイルが共同で「フェムケア」に関する調査が行われましたので紹介します。
調査は全国300名の女性にインターネットによるアンケート形式で実施されました。

グラフ1
最初の質問で「フェムケア」という言葉を知っているのかを聞いていますが、女性の約7割が、フェムケアという言葉を「知らない」と回答しています。(グラフ2)

グラフ2
続いてフェムケアという言葉を「知っている」と回答した方に、フェムケアについて不安や悩みを相談しやすいと感じる相手がいるか聞いていますが、相談しやすい相手が「いる」と回答したのは、およそ2割の方でした。また、最も相談しやすいと感じる相手をひとりだけ選んでもらったところ、「友人」が42.1%で最多となっています。(グラフ3・4)

グラフ3

グラフ4
さらにフェムケアという言葉を「知っている」と回答した方に、普段フェムケアを意識した習慣を取り入れているか聞いたところ、34.1%の方が、普段フェムケアを意識した習慣を「取り入れている」と回答しています。(グラフ5)

グラフ5
どのような習慣を取り入れているかの主な回答では、
・デリケートゾーン用ソープの使用。(20代)
・毛を整える。(30代)
・専用アイテムを使う、温活をする。(30代)
・清潔を保つようにケアしています。(40代)
・専用のソープを使う。(40代)
・デリケートゾーンソープとデリケートゾーン化粧ジェルを使っている、ライナーを使っている。(50代)
と言った声があがりました。「デリケートゾーン専用ソープの使用」や「おりものシート・ライナーの活用」、「毛の手入れ」や「温活」など、清潔さや快適さを保つための専用アイテムを取り入れる習慣が多く見られました。
また、普段フェムケアを意識した習慣を「取り入れている」と回答した方に、フェムケア用の愛用アイテムや今後使ってみたいアイテムはあるか聞いたところ、27.3%と3割近くの方が、フェムケア用の愛用アイテムや今後使ってみたいアイテムが「ある」と回答しています。(グラフ6)

グラフ6
この調査では女性の約7割が「フェムケア」という言葉を「知らない」と回答しています。フェムケアはまだ認知度が低い一方で、専用ソープやジェル、サプリメントなどに関心を持つ声も多く寄せられました。体の悩みを軽減し、快適に過ごすためにも、まずは信頼できる情報を集め、気軽に取り入れてみるのがおすすめです。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル