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「機能性表示食品」の表示を見て商品購入を選択している人は4人に1人


機能性表示食品は科学的根拠に基づく機能性を表示し、事業者が自らの責任で国の消費者庁に届け出を出して受理された商品ですが、実際に機能性表示食品の表示が商品選択にどう影響するかをCloudNine(本社広島県広島市)が調査しています。調査は全国20〜70歳代の男女1,114名を対象に実施されました。

商品を購入する際に「機能性表示食品」の表示があることは商品選択の要因

になるか? を聞いた質問では、『どちらともいえない』や『いいえ』の割合も少なくないですが、機能性表示食品の表示が商品選択に影響していることもわかる結果と言え、「機能性表示食品」に対するイメージや認知度、安心感が商品の購買に繋がっていると考えられます。(グラフ1)

グラフ1

次に、機能性表示食品に「健康をサポートする」、「美容に良い」など具体的な表示がある場合、それに対する信頼度はどの程度か? を聞いています。その回答では、先の質問での商品を選択する上で「機能性表示食品」の表示を『参考にしない人』は4割近くいましたが、具体的な表示をされている商品に対しては『信頼していない人』は2割にも満たず、機能性表示食品の表示に関しての一定の信頼度が見られる傾向のようです。(グラフ2)

グラフ2

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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