内閣府の18歳以上の男女1,624人から回答を得た「森林と生活に関する世論調査(2024.2)」の統計結果によりますと、直近1年で森林に行った人は48.1%で、およそ2人に1人が森林に出かけている計算になります。世界有数の森林大国である日本では、森林は日常生活に溶け込んだ身近な存在です。ヘルスケアとの相性も良く、スポーツやメンタルケアの場所として森林を活用する人の多いことが世論調査でわかりました。
<表>直近1年間で森林に行ったことがあるか?

出典:内閣府「森林と生活に関する世論調査(2024.2)」
直近1年で森林に行った人に「森林に行った目的」を聞いたところ、1位は「景観を楽しむ(56.4%)」が半数を超え、2位が「癒し効果でリフレッシュ(44.9%)」、3位は差がなく「のんびりする(44.1%)」で、心身のリラックスを求める人が多い傾向があります。
<グラフ1>森林へ行った目的

グラフ1
出典:内閣府「森林と生活に関する世論調査(2024.2)」
直近1年間で森林に行った人と、行っていない人に「日常生活において、森林で何をしたいか?」と聞いた質問では。圧倒的に多かったのは「心身の健康づくり」で7割を占めました。
<グラフ2>森林に行った際に何をしたいか?

グラフ2
出典:内閣府「森林と生活に関する世論調査(2024.2)」
今回の世論調査では森林に行ったことがある人、ない人共通して「森林」との関わりが潜在的にあることが垣間見ることが出来ました。忙しい時間の合間をぬって、たまには森林浴でリフレッシュするのもヘルスケアの一環と言えるでしょう。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル