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グローバル化の推進で大きく飛躍 日本の真ん中から「世界の真ん中」へと躍進続ける

グローバル化の推進で大きく飛躍 日本の真ん中から「世界の真ん中」へと躍進続ける

高級美容機器メーカーARTISTIC & CO.の底力を探る

会社の玄関

代田 多喜子

執筆者 代田

高級美顔器「Dr.Arrivo(ドクターアリーヴォ)」、「Miss Ariiivo(ミスアリーヴォ)などの高性能美顔器シリーズやエステティックサロン向けの美容機器などを製造・販売している美容機器メーカーARTISTIC & CO. new window (本社岐阜県)。昨年(2020年)9月には新社屋(B-oneビル)が完成。また昨年11月11日に開催されたアリババ1日限定「イレブンイベント」では30億円を売り上げるなど美容業界を圧巻する勢いの同社の底力を探ってみましょう。

オフィス機能を集約したことで「メイド・イン・ジャパン」品質とサービスが大きく向上

オフィスの写真
同社は2008年に設立され国内のエステティックサロン、美容クリニックを中心に数々のヒット商品を開発。その後、韓国や中国を中心としたアジアへの進出を図ります。

2017年にはグローバル事業を本格的に開始。現在は中国、韓国、ロシア、アメリカ、ベトナム、フランス、イタリアにも事業を展開しており、昨年(2020年)9月26日には日本の真ん中、岐阜県羽島市に大きな足跡を残す巨大なブランドビル「B-one(ビーワン)」をオープンしました。
建物の外観

岐阜県羽島市 ブランドビル「B-one(ビーワン)」

「B-one」は同社が美容機器業界のNo.1を目指すという意気込みを込めて、『Beauty No.1』の頭文字から名付けられました。4階建てのモダンなデザインを採用しており、300人規模まで収容することが可能です。同ビルの完成により、これまで分散していた研究開発から、製造・物流・営業部隊を含んだオフィス機能が1か所に集約されました。研究開発と営業部隊が今まで以上に密に連携を取ることで、顧客の細かいニーズを製品開発へと反映でき、さらに自社で製造工程を全て担い、また物流拠点までも一本化したことにより、高品質でスピーディーに製品を供給することが可能になりました。

100名以上の医師やサロンオーナーの声を具現化したDr Arrivoシリーズで業界を圧巻

代田 多喜子

執筆者 代田

同社がこれほどまでに成長した最大の要因は優れた商品力です。

日本国内のエスティックサロンの業務用機器製造・販売からスタートし、多くの美容クリニックの医師やエステサロンのオーナーの声から誕生した『Dr.Arrivo』は同社の主力商品。“Dr.”の名が付くほど100名以上の医師の検証やアドバイスを元に、最新の科学や結果と安全性に拘ったアイテムです。

Dr.Arrivoの商品写真

代田 多喜子

執筆者 代田

ハンディタイプの『Arrivo』シリーズより、小型のヘッド・充電式タイプが特徴のMiss Arrivoシリーズも大好評です。充電式のコンパクトタイプになり、優しいタッチで繊細な顔の細部までトリートメントが可能になりました。

Miss Arrivoシリーズの商品写真

ブランドアンバサダーに「観月ありさ」さんを起用しプロモーションを展開

同社ではこれまで海外の著名人などを起用し、海外ブランド戦略を図ってきましたが、国内でのプロモーションを強化するため、昨年(2020年)10月よりエイジレスな魅力を持つ「観月ありさ」さんをブランドアンバサダーに起用しインターネット広告や雑誌広告などにも登場しています。

観月ありさの写真

ブランドアンバサダー 観月ありさ

新社屋「B-one」の完成により国内外への基盤はこれまで以上に強固なものとなりました。また「観月ありさ」さんをブランドアンバサダーとして起用したことで、新たな顧客獲得への期待も高まりました。

ただこれらの施策は『Beauty No.1』を目指す同社にとっては「ほんの序章」に過ぎません。
日本の真ん中に位置する岐阜から、美容に関する最新情報を世界に発信し続ける『世界の真ん中』に位置づけされる存在になる日も近いかもしれませんね。

企業データ

所在地:岐阜県羽島市江吉良町江中4−21 B-one(Beauty No.1)

規模:鉄筋鉄骨コンクリート造地上4階建(総面積:5290.52㎡、高さ:22.954m)

  • 大通りに面した黒を基調としたインパクトある外観。物流用の大型トラックも配備できるプラットホームも完備。建物の外観
  • 入口を中に入るとエントランスホール。エントランスホールの写真
  • 1階と2階は倉庫、配送機能を完備したフロアーで、ここが国内はもちろん、海外への配送の起点となります。倉庫の写真
  • 3階は研究開発・製造ラインのフロアー。エアシャワーも設置され品質管理も万全。開発・製造ラインのフロア写真開発・製造ラインのフロア写真
  • 4階は会議室、セミナールーム、スタッフルームなどのオフィスフロアー。オフィスの写真
執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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