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ウェルネスフードジャパンフェア クリオイルへの関心高く


7月16・17・18日、東京ビッグサイトにて、日本最大級の食と健康産業に関する専門展ウェルネスフードジャパンが開催された。
同フェスの目的は「健康的な食生活によって、人々のQOL向上を目指す」を掲げ、人々の食生活をより美味しく健康的にし、健康寿命を延伸代替食やフードロスの削減による、持続性のある世界の実現食事やサプリメントによって、健康な心と体を創造すること。
国内だけでなく、アジア圏からの来場者も多く、総来場者は4万人を超えた。出展社も年々増える中、今回特に目を引いたのは栄養素が格段に高いクリオイルのブースだ。
出展社は一般社団法人クリル振興協会、初めての参加で3日間累計で1,500人以上の集客があったという。

クリルオイルは、今現在2023年に8億3,411万米ドルに達し、2031年までには1兆4,765億8,000万米ドルを超え、CAGR 7.4%で成長すると予測されており、世界的にみて最も成長著しい市場だろう。

南極海に生息するナンキョクオキアミというエビのような甲殻類から抽出されるクリルオイル。
ナンキョクオキアミは南極周辺の海氷による低温海域で育つ微細海藻を餌としおり、これら海藻には豊富なオメガ3脂肪酸が含まれている。

さらに南極の海藻類は強力な抗酸化力で知られるアスタキサンチンを合成する能力も有しているのだ。
このように豊富なオメガ3脂肪酸、アスタキサンチンを食べて育ったナンキョクオキアミから抽出されているクリルオイルだからこそ、他のフィッシュオイルと比べ栄養価が高いと言われている。
成長市場ではあるが、一般社団法人クリル振興協会の関係者によれば、まだまだ知名度は低く、今回も「クリオイルとは何ですか」とブースに立ち寄る方が多かったそうだ。
ブースで試飲していた来場者は「健康のためにサプリメントをすっと摂っていたが、昨今の騒ぎでここ半年は止めていました。そこでサプリに変わる健康食品を探しにきたのですが、補助食品ではなく食材として摂れるのはいいですね!」と話す。

この他にも「関節にトラブルを抱えているのでEPAとDHAを取りたいけれども従来品はリン脂質じゃないから体の中の細胞に浸透してないことが悩みでした。ですがクリルオイルは水溶性のEPAとDHAと伺い、100本ほど注文しました」という人も。
クリルオイルはサプリメントではなく食材であるため、子供から高齢者まで安心して摂ることができるのも注目された一因だろう。
オイルの風味はイクラやエビなど海産物を感じさせる。一般社団法人クリル振興協会のアンバサダー香取祐子さんは「私は普通にオイルとして食卓に置いています。今でしたら冷奴にかけても美味しいですし、そのまま飲む方もいらっしゃいます。加熱しない方が栄養価が高いので、お料理に使うさいは加熱後、少し冷ましてからかけることを推奨しています。
クリルオイルは 善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす効能も期待できますので、毎日摂ることで生活習慣病の予防にもなります。またお肌のバリア機能を高めるので、美容にも良いですし、脳の活性化も期待できますので育ち盛りのお子様にもお勧めです。」
健康的なライフスタイルに欠かせないオイルとして、又、日常的に食卓に上ることができる食材として、人々の関心の高いクリルオイル。今後ますます市場は注目を集めることが予想される。

クリオイルに関する問い合わせ先
一般社団法人クリル振興協会
東京都板橋区常盤台1-59-3
TEL:03-3960-9111
https://www.krilloil.or.jp
執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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