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34万部突破「『空腹』こそ最強のクスリ」×「プロラボ式 朝だけファスティング」 二人の著者による、特別セミナー開催

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2021年8月4日、株式会社プロラボホールディングス本社内(港区)のセミナールームにて、34万部を突破したベストセラー本の著者・青木厚医師と内面美容医学財団 理事・新屋信明氏による特別セミナーが開催された。主催は内面美容医学財団( 理事長 松山夕稀己 )。

同財団は「人類の健康寿命の延伸」を目的に設立された国際的学術研究団体。
高度な医学的知識を習得できるとあって、会員数は右肩上がりの注目の団体だ。

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飽食に警鐘を鳴らす

16時間断食が今、大変注目されている。ブームのきっかけとなったのは34万部以上突破したベストセラー本『「空腹」こそ最強のクスリ』だろう。
著者の青木厚氏は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の専門医である。

16時間断食することで、人は様々な病から身を護ることが出来るという。
その理由を青木医師はセミナーで「人間の身体は本来、十分な栄養素が無くても飢餓を生き残るよう進化していったのです。言ってみれば、人間の代謝機能は、すべて空腹が前提になっているのです! 飽食の時代と言われている現代、1日3食どころか、いつでもどこでも簡単に美味しいものが手に入ります。
楽しみのために食べるようになった結果、私たちは肥満やがん、糖尿病といった生活習慣病に悩まされることになったのです。病気はある日突然やってくるわけではありません。糖尿病にしろがんにしろ、毎日の生活習慣の積み重ねで発症するのです。」

続けて「食べ過ぎが病気を作っている」ことに気づいた、欧米の医学会では近年空腹(断食)と健康に関する研究がさかんに進められています。
権威ある学術誌に掲載された論文では断食が体重や体脂肪の減少につながること、そして、糖尿病、悪性腫瘍(がん)、心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)、神経変性疾患(アルツハイマー型認知症やパーキンソン病など)などの予防効果に言及されています。

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意味のある食事を意識して欲しい

特別セミナーの、もう一人の講師、新屋信明氏もまた「食と病」について日々啓蒙活動を行っている。
意味のある食事をする、あるいは食べない時間をつくることで腸内環境の改善を訴求してきた。今回、啓蒙活動の一環として、初の著作本「プロラボ式 朝だけファスティング」が発刊となった。

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『「空腹」こそ最強のクスリ 』×「プロラボ式 朝だけファスティング」。
手段は違えども、理論と目的は同じであることから、今回実現した特別セミナー。

1日3食を2食ないしは1食にするだけの健康法は、誰もが手軽にはじめられるとあって、今後ダイエットのみならず予防医学の主流になっていくに違いない。

「空腹」こそ最強のクスリ

青木 厚
【プロフィール】
医学博士
あおき内科 さいたま糖尿病クリニック院長
自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年 青木内科・リハビリテーション科(2019年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、高脂血症、生活習慣病が専門。糖尿病患者の治療に著書の食事術を取りいれ、インスリン離脱やクスリを使わない治療に成功するなど成果を挙げている。自身も40歳のときに舌がんを患うも完治。食事療法を実践してガンの再発を防いでいる。「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)、「直撃! コロシアム! ズバッとTV」(TBS)などメディア出演多数。

プロラボ式 朝だけファスティング

新屋 信明 
【プロフィール】
(株)プロラボホールディングス総合教育グループ部長
(一財)内面美容医学財団 理事
1980年生まれ。2009年に株式会社プロラボホールディングス入社。東京大学や韓国美容外科学会など世界10か国でセミナーを行うなど、グローバルに活動。

講演テーマは
「正しい空腹の楽しみ方を知り、不調を無くす」
・食べ過ぎで疲れる体
・「空腹の時間」が起こす奇跡
・いまや社会問題「糖尿病」
・間歇的断食とは
・オートファジーとは
・「空腹」の実践方法と無理せず長く続ける秘訣

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執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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