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美容医療ナースの内緒話 個人クリニックのメリットは?

ASAMI

みなさん、こんにちは。
美容サロンを経営しセラピストをしている、元美容看護師のASAMIです。
今回は、大手クリニック(S〇〇)と個人クリニック両方で働いた経験&施術を受けた経験を元に違いを二部性で説明していくお話の第二弾、個人クリニック編になっております。
ただ個人クリニックといっても幅広いんです今の日本。
というより、よつ葉会やあおばなどの中堅どころもメキメキ院数を増やしてきており大手に近づいてきています。ので、ここらへんのクリニックは個人クリニックから除外します!ここでは、数があっても2・3店舗のクリニックを個人クリニックと定義します。
ですが、私がリアル体験でお話できる個人クリニック、今店舗数が5〜10の間あるのようで…ただその時は1店舗だったのでその当時の話と、周りに個人クリニックで勤務している友人の話を元としてお話させていただきます。

①個人クリニックのメリット

メリット

「お客様としてある程度自由がきく」ことだと思います。施術に対してもちろんマニュアルはあるのですが、個人の肌状態や骨格になどによって応用できるクリニックが多いです。
逆に言うと、看護師の腕ひとつで仕上がりが大きく左右されるので当たりハズレも大きくなるという…(マニュアル通りだと大きなハズレはない)
ただ、医師施術は大手であろうが個人であろうが医師の腕ひとつなので、そこはあまりメリット・デメリットはないと思います。
また、自分がいいと思った看護師を指名できることもメリットだと思います。何度も言っていますが、同じ機械を使っても誰が使うかで仕上がりは雲泥の差の時もあるので、この人上手!と思う看護師がいたら必ず指名できるかを確認しましょう!
少し高くついても、顔を預けるなら上手な人は鉄則です。
あとは、価格もメリットのクリニックもあると思います。私が以前働いていた個人クリニックは圧倒的に価格が抑えられているところでした。施術を受ける側の立場になるとやはり魅力的だったはずです。コロナ禍で美容クリニックの数は爆増して、価格競争に火がつき今や大手も価格を抑え気味にしたり、韓国から参戦したクリニックもあるので正直今は昔よりは価格だけで個人クリニックを選ぶのは難しいかもしれません。

②個人クリニックのデメリット

これは私が働いていたときの話なので、今は違うかもしれませんが(改善していてほしい)偽物を使ったりしていました…
その当時は、もしかして。と疑っていましたがそもそも大手クリニックからの転職で、発注などもしたことがなかったので、どのようなルートなのか、なにが正解なのかわかっていませんでした。院長がオーナーではなかったので、院長もそこまでやる気がなく給与さえもらえたらいいスタンスだったのと、美容に詳しい医師ではなかったので偽物だということも、途中まで気づいていなかったと思います。
今、この偽物問題は多くのクリニックで話があり、永遠の問題でもあります。ただやはり偽物疑惑でピックアップされるクリニックは個人院が多いと思います。
じゃあどうしたら、偽物かどうかわかるのか。は本当に難しい話なのですが、薬剤であれば眼の前で開封してもらう、機械を見せてもらう、医師や看護師に確認する。くらいなのかなと思います。実際私も聞かれたこともあるし、聞くこともあります。
そして、安いからと飛びつかずSNSなどで口コミを見たりして、しっかり調べていきましょう。
大手クリニックと個人クリニック、メリット・デメリットはどちらにも多くあります。
そして言ってしまえば全て最終的には自己判断で自己責任(同意書は必ず書くはずなので)、自分に損害がでるかもしれない。を念頭において行うのがいいと思います。
どんなにいいところ、いい医師と言われていたって100%ではないというのが、働いていて思った実際です。
みなさまが、ここだと思うクリニックに出会えますように!
(ちなみにですが、私はあおばクリニックやよつ葉会クリニックに最近は良く行っています。)

【セラピスト Asami プロフィール】

ASAMI

看護師、化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの資格を持つ。
「鏡を見るたびハッピーになれるような人生を」をテーマに、すべての人の肌悩みやコンプレックスを、スキンケアや化粧品、メイク、美容医療で解消できるようにはたらきかけている。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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