医療費削減の解決策として注目され、市場ポテンシャルの高さからも多種多様な業界から参入が相次いでいるセルフヘルスケア関連の国内市場を富士経済調査し、その結果を公表しました。
調査では、20のコンセプトを対象にセルフヘルスケアを目的とした一般用医薬品・医薬部外品、健康・機能食品、化粧品、生活用品、機器・その他用品、サービスの市場を分析。また、新たに予防、回復・修復、インナーケア、ボディメイク、ココロケア、検査・測定など、使用目的別に市場を把握し、疲労回復を訴求した食品やドリンク類、サプリメントなどの健康・機能食品、一般用医薬品・医薬部外品、温熱シート・パッドなどの生活用品、マッサージ関連製品を中心とした機器・その他用品、マッサージや温浴施設などのサービスを対象としています。

マッサージや温浴施設といったサービスが5割以上を占めており、性別、年齢を問わず手軽に利用できる疲労対策として定着してきました。マッサージでは新型コロナウイルス流行の落ち着きにより来店意欲が高まり、温浴施設では”ととのう”ブームで増加したサウナ利用者を取り込む施設が増えたことで、プラス成長が続いています。
健康・機能食品はサプリメントが低調なものの、エナジードリンクがゲーム中や動画鑑賞中など飲用シーンの広がりがみられ堅調と言えます。
近年伸長しているのが機器・その他用品です。リカバリーウェアが”着るだけで疲労を回復できる”という手軽さと一般医療機器という信頼感もあり好調です。芸能人を起用したCMの大量投下に加え、マスコミでも数多く取り上げられたことからブームに火が付き、アスリートのみならず一般ユーザーまで年齢を問わず需要が増えています。参入が相次ぎ各社差別化に注力していることから、今後さらなる成長が期待されると思われます。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル