厚生労働省が2025年7月4日に発表した2024年の国民生活基礎調査で、65歳以上の男女の単独世帯は903.1万世帯で、比較可能な1986年以降で過去最多となったことがわかりました。性別でも男女ともに過去最多となり、903.1万世帯のうち女性は64%で577.7万世帯、男性は36%で325.5万世帯でした。年齢構成を見てみますと、女性の単独世帯数が多いのは80代以上で46.9%と、約半数を占めています。
65歳以上の単独世帯数は年々増加しており、女性の単独世帯は、1986年は103.5万、男性は24.6万でした。
当時に比べて現代ではライフスタイルや社会的概念も大きく変化しています。人生100年時代と言われ、政府は健康寿命の延伸、働き方改革、将来への金融投資を推奨しています。これからは1人で生き抜くための自己投資が必要な時代と言える結果かもしれませんね。
(図1)高齢者世帯の世帯構造

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(図2)65歳以上の単独世帯の性・年齢構成

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※出典:厚生労働省・国民生活基礎調査2024

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル