サプリメントは継続して飲まれることを想定した商品が多いですが、どのような理由で続かなくなるのか、どんなタイミングでやめるのか?
UOCCが運営する「薬事法マーケティングの教科書」が、男女376人(20〜72歳代、男性123人、女性253人)にインターネット調査を行い、その結果を公表しました。
サプリメントを途中で辞めた理由で最も多かった回答(複数選択)が「効果を感じなかった」(47.1%)で、「金額が高い」(37.5%)と続いています。(グラフ1)
男女別で見てみますと、男性のトップ回答は「効果を感じなかった」(47.2%)で、次に「金額が高い」(30.9%)と続いています。(グラフ2)
女性もトップ2は男性と同じで「効果を感じなかった」(47.0%)で、次に「金額が高い」(40.7%)という結果に。(グラフ3)
特徴としては、男性は女性より「別の良い商品を探す」人の割合や、「なんとなく」でやめてしまう人の割合が高いことがわかり、逆に女性は男性より「金額が高い」ことを理由にやめる人の割合や、「飲むのがめんどくさい」、「必要性を感じなくなった」ことを理由にやめる人の割合が高いことがわかりました。
これらの結果から、「比較的リーズナブルな価格帯で効果を実感できること」を備え合わせた商品が継続できる鍵を握っていると言えそうです。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル