SNSやメディアでも話題のセルフエステは、若い世代の女性を中心に人気が高まっています。
エステティシャンが在籍している通常のサロンとは違い、セルフエステサロンにはどんな魅力があるのでしょうか？
セルフエステサロンを開業したいと考えている人に向けて、その特徴や考えられるデメリット、サロン側にあるメリットについてご紹介していきます。
開業を検討している人は参考にしてください。
セルフエステについて
エステサロンとなると、エステティシャンがハンドやマシンを使用して施術をすることが主流でした。
しかし、最近では自分自身で業務用のマシンを使用して施術をするセルフエステの人気が高まっています。
自宅では使用できないようなサロンで使われるマシンが使えるので、手軽に理想の肌やボディを目指せる特徴を持っています。
簡単な流れを説明すると、
サロンに足を運び、スタッフにマシンの使い方のレクチャーを受け、自分でマシンを操作してケアをしていきます。
施術が終了したらマシンを片付け、料金を支払って終了です。
エステティシャンによる施術ではないため、お客様にとっては不安もあるでしょう。
しかし、操作方法や疑問、困ったことがある時に、相談しやすい体制が整っていることで不安を取り除いてから自分自身で施術ができます。
セルフエステの魅力って？
セルフエステサロンにはどんな魅力があるのでしょうか？
お客様側から見た魅力を知り、セルフエステの開業に役立てましょう。
リーズナブルな価格での施術
エステサロンは費用が高いと感じている人は多くいます。
高い費用を払って綺麗を目指すことができますが、費用を払い続ける自身の無い人であれば、通うことを断念してしまうでしょう。
しかし、セルフエステは抑えた価格で施術できるサロンが多いです。
その理由としては、人件費を大幅にカットできることが関係しています。
通常のエステティシャンによる施術を行うエステサロンの場合、エステティシャンを多く採用しなければいけません。
採用募集のための費用や施術方法を覚えるための教育費用、そしてお給料、エステティシャンが在籍していることで、多くの経費が必要となります。
しかし、セルフエステサロンであれば自分自身でマシンを操作して施術をしていくため、エステティシャンがいらないのです。
人件費などが抑えられる分、低額でエステが受けられることから若い世代の女性でも利用しやすく人気となったのでしょう。
自分でできる
自分で施術できることが、これまでのエステサロンとの大きな違いです。
他人に体を見られること、触られることに抵抗感のある人は少なからずいるでしょう。
そういった人でもセルフエステサロンであれば自分で施術できるので安心して利用できます。
高級なマシンを使用できる
エステサロンには業務用のマシンが採用されていますが、その多くが高級品です。
それに加えて高性能なことも特徴のひとつで、従来のようなサロンに行かずとも自分で施術ができるので、大きな魅力があるでしょう。
集中的なケアも可能
自分自身の体で気になる部分は吹き出物や乾燥肌、たるみのある体など、人によって違うものです。
従来のエステサロンでは、例えコースに含まれていても施術が短時間で終了してしまったり、そもそもコースに含まれていないこともあったでしょう。
しかし、セルフエステであれば自分の気になる部分を入念にケアできるため、理想の肌やボディを目指す際に多いに役立つことが考えられます。
デメリットはあるの？
上記のようにメリットの多いセルフエステですが、反対にデメリットはあるのでしょうか？
サロン開業を目指すのであれば、デメリットをしっかり理解しておきましょう。
マシンの使い方が不明
初めてセルフエステを利用するのであれば、マシンの使い方が分からない人が大半でしょう。
サロンによって説明方法は違いますが、スタッフに直接レクチャーされる場合もあれば、動画を観て使い方を覚えるところもあります。
しっかりと覚えたとしても、いざ自分でやるとなると不安もあるでしょう。
「間違っていないかな？」、「場所はここでいいのかな？」
などと、不安があった時でもいつでも相談できる体制や分かりやすい説明方法を提供する必要があるでしょう。
体力を使う
エステティシャンとして働いていた経験があれば分かるでしょうが、マシンを使用して施術をするだけでも体力がいります。
1時間程度施術を行えば、お客様自身も疲れてしまうでしょう。
マシンによる効果を実感するよりも「疲れた」という感情が優先されてしまえばセルフエステの魅力も伝わりません。
少しでもリラックスできる空間を作り出すことも重要でしょう。
セルフエステサロンを開業するメリット
ここからは、セルフエステサロンを開業するにあたってのメリットをご紹介していきます。
コストを抑えて開業できる
セルフエステはエステティシャンがいないので人件費がかかりません。
これは、サロンを開業するにあたって大きなポイントとなるでしょう。
規模の大きいサロンであれば、その分人件費も大きくなるので、デメリットに感じていた人もいたでしょう。
急な欠勤への対応や忙しい時期のシフト調整など、経営者として手間が掛かる部分もあるはずです。
しかし、セルフエステサロンであれば多くのスタッフを集める必要もなくサロン経営ができるので、コストを抑えた開業が可能となるのです。
集客力アップにつながる
エステサロンは、高級感があり手の届かない場所と考える人はいるはずです。
敷居が高いイメージがあると、綺麗なボディを目指したいと思っていても通うことに躊躇してしまいます。
しかし、セルフエステサロンであれば通いやすいメリットがあります。
料金が抑えられ、定額であればマシンが使い放題となり、月に何度もサロンへ足を運ぶ人もいるはずです。
こうした人たちが、セルフエステサロンの魅力を周りに広めることで、集客が期待できるのです。
サロン特融のマシンを体験したいと考えていた人たちにとっても、手軽にマシンを体験できる場となるでしょう。
ただし、マシンの導入にかかる費用やトラブルの際の対応など、デメリットも考えられます。
業務用エステ機器といっても、種類が豊富なので、どんなマシンを導入するのか、どの程度用意するかによって費用に差が出てしまいます。
しかし、数が少なければ回転数が落ちてしまうので、収益につながらない可能性もあります。
収益につなげるためにも、どんなマシンを導入するのか、どの程度個室を用意するのかなど、しっかりと考えてからサロンを開業させましょう。
セルフサロンには、お客様とサロン側の両方にメリットが複数あります。
手頃の価格で利用できる点がセルフエステの大きな魅力ですが、マシンを揃えるための費用がかかることを覚えておいてください。
マシンの導入費用をダウンさせるために、中古のマシンや古いマシンの導入を検討している人もいるでしょう。
しかし、マシンの性能の低さがデメリットになる場合もあります。
セルフエステにおいては、従来のエステサロンで使われているような高級なマシンを自分自身で使用できる魅力があります。
そのため、性能が低ければお客様から魅力を感じてもらえないのです。
満足のいくセルフエステサロンにするためにも、性能の良いマシンを導入し、ニーズに合ったサロン経営をしていきましょう。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
