業界ニュース

外見の改善は内面に好影響を与える。「若返り美容に関するアンケート調査」で明らかに


医療機関・クリニックの開業や運営支援を行なっているIDEA(本社大阪市)が、2023年6月に全国の10〜60歳代の男女を対象に「若返り美容に関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表しています。調査はインターネットによるアンケート形式で行われ、有効回答数が3,000人でした。

女性の約半数が若返り美容に興味ありと回答

はじめに、『若返り美容に興味があるか』聞いた質問で、女性は全年代を通じ「興味ある」が「興味なし」を上回り、10代においても、「非常に興味がある(16.8%)」「やや興味がある(25.2%)」の合計42%で、「あまり興味がない(19.2%)」「全く興味がない(19.6%)」の合計38.8%を上回りました。

若返り美容への興味あり層を年代別にみてみますと、女性は30代が最も数値が高いものの、年齢が高くなるにつれ若返り美容への興味も高くなっています。一方男性も、女性同様30代が最も数値が高いものの、40代以降、年齢が上がるにつれて興味が薄れていくようです。逆に20代以下の若年層の方が数値も高く、ミレニアルズやZ世代の男性美意識の高さが現れた結果となりました。(グラフ1)

グラフ1

加齢による外観の変化の体感は女性が「肌の変化」で男性は「体力の変化」

続いて、『歳を重ねたことによる自身の身体の変化』について聞いたところ、女性は「肌の変化」を大きく感じていることがわかりました。一方男性が一番感じているのは「体力の変化」という結果でした。(グラフ2)

グラフ2

外見の変化は内面に悪い影響があることを示唆

また、加齢による外見の変化と、外見の改善(加齢による劣化の改善)が、自身の内面にどのような影響を与えているか聞いたところ、男女ともに加齢による外見の変化は内面に「悪い影響を与えている」が、「良い影響を与えている」を上回る結果となりました。
一方で、外見の改善(加齢による劣化の改善)が与える内面への影響については、男性は「影響を与えている」と「影響を与えていない」がほぼ同数なのに対し、女性は外見の改善が「良い影響を与える」が大幅に上回りました。外見の改善は、女性にとって内面へ与える影響が大きいことがわかりました。(グラフ3)

グラフ3

興味ある若返り美容のトップは「シミ取り」

興味がある若返り美容について聞いたところ、「シミ取り」や「たるみ取り」、「シワ取り」といった、肌周りの美容内容(施術)のポイントが高い結果となり、加齢による身体の変化を感じている部位についての美容内容(施術)への興味が高いことがわかりました。(グラフ4)
また、若返り(美容)のために取り組んでいることを聞いたところ、男女ともにトップは「十分な睡眠時間の確保(女性:40.2%、男性:31.4%)という結果です。続いて高かったのは、女性が「健康的な食事(34.4%)」、男性は「特になし(32.8%)」でした。(グラフ5)

グラフ4

グラフ5

最後に、『若返り美容についてどのようなイメージがあるか』と尋ねたところ、男女ともに「非常にポジティブ(積極的に若返りたい)(女性:12.5%、男性:9.3%)」と「どちらかというとポジティブ(女性:30.1%、男性:22.7%)」を合わせたポジティブイメージ(女性:42.5%、男性:32.0%)が、「どちらかというとネガティブ(女性:12.9%、男性:11.8%)」「非常にネガティブ(年相応でいたい)(女性:9.9%、男性:13.3%)」を合わせた数値(女性:22.7%、男性:25.1%)を、上回る結果となりました。(グラフ6.7)
(グラフ6と7を入れる)

グラフ6

グラフ7

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


Related articles