onEarth(本社東京都港区)が2025年3月に203件を対象にしたCBDに関する調査を実施しました。この調査はCBDスキンケアに対する認知度、使用経験、期待する効果、さらには購入時に重視するポイントなどを明らかにする事で、CBDについての正しい理解を広めていくことを目的として実施されています。
認知度については約68.0%の回答者が「なんとなく聞いたことがあるが、詳しくは知らない」と回答。
一方、全体の約21.7%が「全く知らない」と答えており、CBDに関する知識の普及が今後の課題として浮上しています。(グラフ1)

グラフ1
使用経験は回答者の約70.0%が「気になっているが、まだ使ったことがない」と回答。実際に使用経験があるのはごく一部(約9.9%)に留まっており、今後の市場拡大に向けた啓蒙活動が期待されます。(グラフ2)

グラフ2
CBDに期待する効果としては、特に「肌の保湿」(約58.6%)および「エイジングケア(シワ・たるみなど)」(約55.2%)が高い期待を集める結果となっています。
その他、「肌荒れの改善」(約43.8%)や「リラックス効果」(約33.5&)も一定の支持を得ています。(グラフ3)

グラフ3
購入時のポイントでは約83.7%の回答者が「成分の安全性・品質」を最重要視。次いで「効果の実感」(約66.0%)、「価格」(約67.5%)が重視されるなど、消費者は実際の使用感と経済的側面の両面から製品選択を行っています。
米国では、CBDの抗炎症作用や抗酸化効果が皮膚の再生や保湿に有効であるとする臨床試験が進行中です。また、欧州各国では、厳格な品質管理のもとでCBDを配合したスキンケア製品が高い評価を受け、消費者の間で急速に普及しています。これら海外市場の成功事例は、日本のCBDスキンケア市場においても、正しい情報提供と品質保証を前提とすれば、同様の成長が期待できることを示唆しています。

健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル