業界ニュース

新型コロナウイルス収束後の対策


新たなビジネスモデルの構築や商品アイテムの進化に期待

新型コロナウイルスは日本だけでなく世界中に蔓延し、世界経済に大きな打撃を与えています。日本でも緊急事態宣言が発令されてから自粛を余儀無くされ経済にも大きな影響をもたらしています。3月〜4月に開催予定だった健康博覧会やビューティーワールドジャパン東京など健康美容業界にとっての大きな展示会も全て中止になりました。毎回、これらの展示会で新商品を発表し新規顧客の獲得をしていた企業はその計画も白紙。

3日間で1億円規模の新規売上を記録するメーカーオーナーも「展示会は新規獲得の生命線になり、特に東京開催は数多くのお客様が来られるのでかなりの打撃です。見えないウイルスとの戦いなので仕方ないです。秋に備えるしかないです」と心境を語ってくれました。

そんな中、あるバイヤーが「最近、除菌液の要望が増えています。新型コロナウイルスの予防対策で需要が急増したアイテムですが、今まで除菌スプレーや除菌ジェルなどをあまり使っていなかった人たちが、今回の騒動で使用する機会が増えました。今後はこれまで以上に衛生管理の流れが増大すると見ているメーカーもおり、この習慣が今後は定着するとの想定で、今から販売アイテムの一つとして検討している企業も少なくありません。今後は仕事の仕方や生活パターンが変化しますので流通商品にも変化があるはずです。それに向けて各企業さんが検討している動きが出てきています」と言っています。

6月以降は湿気や暖かくなる時期となるため、ウイルスの感染力も弱まるので比較的感染者数も少なくなると思われますが、10月以降、寒さが増す時期になると再び感染力が高まるという感染症の専門家の意見も散見されます。いわゆる日本国内の第2波、第3はということになります。

アビガンやレムデシビルといった治療薬が出てきたことは明るいニュースですが、ワクチン開発まではもうしばらく時間がかかりそうな現状では免疫力をあげることや予防・対策を個人で行うことが重要になります。新型コロナウイルスはわれわれ人間の生活様式や意識を大きく変えましたが、健康美容業界にとっても、これまでのビジネスモデルの変革の時期なのかもしれません。健康食品や美容商品、予防対策グッズといったアイテムのほか、美容系サロンの運営方法など、さらなる進化や販路拡大のチャンスとなるのではないでしょうか。

 

 


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