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ダイエットは一人で悩まず「医療痩身カウンセリング」を利用するのも良いかもしれません


美容医療サービスを提供するエミナルクリニックが、全国の30代~50代の女性を対象に『肥満に対する意識』に関する調査を実施しました。健康診断の結果で「肥満」と表示される方も中にはいるのではないかと思いますが、そんな肥満に対して、どのような認識をしているのかを、今回の調査では深掘りされています。

はじめに、「健康診断の結果、肥満に関わる検査数値やBMI数値(肥満度を示す体格指数)は年々変化していますか?」と質問していますが、『年々悪くなっている(24.5%)』、『変化はない(70.8%)」、『年々良くなっている(4.4%)』という結果になっています。

次に、「自分の将来の肥満度合いについて不安を感じますか?」と質問したところ、『とても不安を感じている(21.2%)』、『多少の不安を感じている(44.3%)』、『あまり不安は感じていない(25.4%)』、『全く不安は感じていない(9.1%)』という回答結果になり、約7割の方が、将来肥満度合いが上がるのではないかと不安を感じていることが示されました。(表1)

表1

「健康診断で出た数値の肥満リスクについて理解できているかについて聞いた質問では、『しっかり理解できている(17.7%)』、『ある程度理解している(52.7%)』、『何と無く理解している(24.7%)』、『理解できていない(4.9%)』、という回答結果で、しっかりと理解できている方は約2割にとどまるという結果になりました。

「肥満による病気や基礎疾患の関係性について十分に理解できていると思いますか?」と質問したところ、『しっかり理解できている(17.9%)』、『ある程度理解している(51.9%)』、『なんとなく理解している(25.5%)』、『理解できていない(4.7%)という結果で、肥満が病気や基礎疾患につながることを漠然と理解している方が多数いるものの、しっかりと理解できている方は少数派であることが明らかになりました。(表2)

表2

検査結果は良いに越したことはありませんが、「健康診断で再検査の結果が出た際に、きちんと再検査を受けていますか?」と聞いた質問では、『再検査を受けている(40.4%)』、『再検査は受けていない(22.5%)』、『再検査にはなっていない(37.1%)』という回答結果になりました。再検査になった約2割の方が、必要であるにもかかわらず再検査を受けていないことがわかりました。(表3)

表3

次に、「診断結果を基に生活習慣や食生活など、医師や保健師の指導・アドバイス通りに肥満の改善を行っていますか?」と質問したところ、『しっかり行なっている(12.2%)』、『ある程度行なっている(42.8%)』、『あまり行なっていない(27.7%)』、『全く行なっていない(17.3%)』という結果です。
そこで、「あまり行っていない」「全く行っていない」方に「医師や保健師の指導・アドバイス通りに行っていない理由で、当てはまるものはどれですか?(複数回答可)」と質問したところ、『今の状態に問題がないから(56.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『今の食生活・運動習慣を変えるのが難しく、面倒と感じるから(19.0%)』、『自分1人で努力を続けるモチベーションが続かないから(16.8%)』と続き、現状に問題がないという方を除いては、医師や保健師の指導やアドバイスを守ることはなかなか難しいと考えている方は多いようです。(表4)

表4

前述の調査で「再検査は受けていない」と回答した方に「再検査を受けていない理由で、当てはまるものはどれですか?(複数回答可)」と質問していますが、『今、健康で再検査を受ける必要性を感じないから(23.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『病院が苦手、わざわざ行くのが億劫だから(22.1%)』、『忙しくて再検査を受ける暇がない(20.4%)』と続いており、再検査の必要性を感じないという方を除いては、億劫であったり忙しかったりすることを理由に、再検査を後回しにしている方は多いようです。
最後に、「肥満を解消し、将来のリスクを回避するためならダイエットへの自己投資をしたいと思いますか?」と質問したところ、約6割の方が『はい(62.5%)』と回答していることから多くの方は肥満解消のためのダイエットを考えていることが浮き彫りになりました。(表5)

表5

今回の調査で、肥満への危機感は持っていても、なかなか肥満の解消に向けた行動をできない方が多いことが明らかになりました。健康診断で出た数値の肥満リスクについてきちんと理解している方は約2割にとどまるという結果も出ており、結果を漠然と受け止めている方が多いようです。さらに、約2割の方が、健康診断で要再検査の結果が出ても再検査に行っていないことも示されました。億劫であったり忙しかったりすることを理由に、再検査を後回しにしている方は多いようです。
肥満は病気のリスクにつながると理解はしていても、医師や保健師のアドバイス通りに行動することはなかなか難しいと感じる方が多いことがうかがえます。これからダイエットに投資するのであれば、1人で悩まず医療痩身のカウンセリングを受けてみても良いのではないでしょうか。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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