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葛の花由来イソフラボンで新たに「脂肪燃焼」が訴求可能に


トクホや機能性表示食品を供給している東洋新薬は「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)」を機能性関与成分とする「葛の花タブレットFO (エフオー)」を消費者庁へ届出し、2023年9月27日付で、機能性表示食品として公開されました。(届出番号:I618)

「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)」を機能性関与成分とした機能性表示食品は、これまで「肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける」旨、「日常生活活動時や運動時(3.5メッツ程度のもの)のエネルギー消費(カロリー消費)を高める」旨などの届出表示で140件を超える届出実績があります(2023年9月27日時点)。今回、同社で実施したヒト試験データを基にSR (システマティックレビュー)を作成し、葛の花由来イソフラボンの新たなヘルスクレームとして「日常の身体活動による脂肪の燃焼を高める」旨の表示で届出ました。

葛の花由来イソフラボンは、マメ科クズ属に属するクズ(Pueraria lobata subsp.thomsonii )の花部を熱水抽出して得られる同社独自素材『葛の花エキスTM』の特徴成分。『葛の花エキスTM』は、テクトリゲニン類という、特徴的なイソフラボンを豊富に含んでいます。同社は当成分に抗肥満作用があることを確認し、10年以上研究を続けてきました。2016年3月には『葛の花エキスTM』を関与成分とした特定保健用食品が許可され、当時日本で初めて『お腹の脂肪、お腹周りやウエストサイズが気になる方に適する』という表示が認められました。葛の花由来イソフラボンは水への溶解性や熱への安定性など製剤性にも優れているため、錠剤、ソフトカプセル、青汁、スムージー、ペットボトル飲料などの様々な食品形態に応用可能です。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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