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メイクで1番重要視していることは『自分受け』


美容や健康に関する情報を発信するビズキが、全国の女性2,000人を対象にメイクに関するアンケートを実施し、年代別等の特徴について公表していますので紹介します。

全国の20代〜50代の女性2,000人を対象に、「あなたがメイクで最も重視していること」についての質問で、77.2%が「自分受け」という結果が体勢を占め、「同性受け」が13.8%、「異性受け」が9.1%と続いています。(グラフ1)

グラフ1

年代別では、どの年代でも「自分受け」と回答した人が多くなりましたが、項目別での回答率では、年代によってやや差が出る結果となりました。「異性受け」では20代の回答が最も多く13.8%となり、年代が上がるにつれて回答が減少しています。一方、「自分受け」では50代が84.2%と最も多くなり、20代とは11%の差が出る結果となりました。これらのことから、若い世代では他者からの評価を重視する傾向がありますが、年齢を重ねるにつれて、自己肯定感や自己表現としてのメイクの意義が高まっていき、「異性受け」から「自分受け」へと移行する傾向があることが推察されました。(グラフ2)

グラフ2

職業別では、「異性受け」を重視している人は「会社員・公務員」の人に多い傾向です。男性受けするメイクとして、ナチュラルで薄めの仕上がりが好まれる様ですが、会社員・公務員の人は職場の規定内でできるメイクを意識した結果、ナチュラルな「異性受け」するものになっているという人もいるのかもしれません。
一方、「専業主婦」、「学生・パート/アルバイト」、「無職・その他」では「自分受け」を重視する人が80%ほどという結果ですが、メイクにおいて比較的自由度が高いため、トレンドを取り入れたり、よりはっきりとした仕上がりにしたりと、自由に自己イメージを表現している可能性が伺えました。(グラフ3)

グラフ3

この調査では、約8割の人がメイクにおいて「自分受け」を重視していることが分かりました。他者からの評価よりも自分が好きなメイクを重視することで、自己肯定感や自信の向上につなげている可能性が伺えました。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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