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1ヶ月にかける美容代3,000円〜5,000円未満が多い


20代で20,000円以上かけるという人も一定数いる

美容や健康にまつわる情報を発信する「Kirei Style(キレイスタイル)」の運用を行うビズキは、全国の20歳〜59歳の女性500人を対象に美容に関するアンケートを実施し、年代別等の特徴を公表しました

1ヶ月あたりの美容代を聞いた質問では、最も多かった回答は「3,000円以上5,000円未満」で21.6%です。「1,000円未満」が16.8%、「5,000円以上10,000円未満」が16.2%と続く結果になっています。(グラフ1)

グラフ1

年代別に見てみますと、それぞれの年代毎に最も回答率が高かった金額は、20代が3,000円以上5,000円未満、30代で3,000円以上5,000円未満、40代は1,000円未満、50代が3,000円以上5,000円未満となり、多くの年代において1ヶ月あたりの美容代の相場は「3,000円以上5,000円未満」になっている様です。
そんな中、20,000円以上かけるという人は20代で最も多くなりました。ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)を重視するZ世代にとって、美容にお金をかけることで外見の美しさを得るだけでなく、自己肯定感が高まったりストレス解消になったりと、精神的な充足感を得ているということなのかもしれません。(グラフ2)

グラフ2

未婚・既婚別で見てみますと、3,000円以上かける人は既婚者が上回る結果となりました。かつては結婚すると専業主婦になるのが主流でしたが、近年では結婚しても共働きの家庭が年々増加しています。共働きで収入・家計が安定することで、美容に投資する余裕が生まれている可能性が伺えました。(グラフ3)

グラフ3

今回の同社が実施した調査では、1ヶ月あたりの美容代は「3,000円〜5,000円未満」という人が多い結果となっています。ホットペーパービューティーアカデミーによりますと、家計に対する美容消費のシェアは拡大しているようです。コロナ禍が落ち着いたことに加え、ウェルビーイング意識(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)の高まりなどから、今後も美容消費シェアは拡大傾向にあると言えるでしょう。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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