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第三者機関での機能検証によるNMN×ハイドロゲン(水素)ハイドロNMNの抗老化作用評価


食事からでは摂りきれない、若返り物質NAD+を体内で合成するNMN

昨年からNMNサプリメントがブームとなっている。その理由は、若返りの可能性を示すエビデンス=科学的根拠が確認されたことにある。
これまでの研究でNMNを体内に取り入れるとNAD+という補酵素に変化することがわかっている。
NAD+とは若返り遺伝子、長寿遺伝子などと呼ばれる「サーチュイン遺伝子」の活性に必要な補酵素のこと。

もともと体内に存在するNAD+は年齢とともに減っていく。一説では、NAD+のピークは10代後半で40代ではピーク時の半分とも。

NMNはブロッコリーや玄米などに含まれている栄養素ではあるが、含有量はわずかであるため、残念ながら食事からでは必要量を摂ることは出来ないのだ。
こうした背景から「サーチュイン遺伝子の活性」というアプローチをベースに、NMNが若返りのキー成分として世界中の注目を集めることになったのだ。

悪玉活性酸素を消去する作用メカニズム

加齢に伴い、代謝が低下した状態でNAD+で活性化されたミトコンドリアがエネルギー産生時に作り出してしまう活性酸素を水素が速やかに消去して酸化を抑制するこのメカニズムを応用し、NAD+を効率的に増殖するNMNに水素を絡ませ、その活性を高めたのがハイドロNMNだ。
ハイドロNMNに含まれる水素は、NAD+と共にミトコンドリアでの「エネルギー産生を活性化」すると共に、宇宙一小さな抗酸化物質として隅々まで行き渡り、ミトコンドリアで生じる「悪玉活性酸素を消去する作用」を有する。

つまり、ハイドロNMNは理論上は、NMNのNAD+増強力を高めエネルギー産生を助けると同時に、活性酸素を除去してくれる力を最初から備えたNMNということがわかる。

第三者機関での機能検証線虫を用いた抗老化作用評価試験

ハイドロNMNは、「線虫寿命を統計的有意に延ばす効果」の優位性があることを第三者機関で確認している(図1参照)。
線虫は、寿命が3~4週間と短く、多細胞生物では初めて全ゲノムが解明されたモデル生物として研究の世界ではよく知られ、ノーベル化学賞などでも活用されており、エビデンスとして有用といえる。

図1

線虫は、その名の通り細い線のような虫。生きたまま細胞を観察できるため、受精から成虫になるまでの細胞の系譜が完全に解明されています。従って、モデル実験動物としては特に生命現象の研究に適していると考えられ、多くの実験で活用されています。

「NMN」を用いたマウス実験の結果・・・NAD+の増加を確認

NMNは、もともと人の体内に存在している物質。ところが、加齢に伴い減少してしまいます。その結果、細胞のエネルギー活動が低下し、代謝が衰え老化へとつながっていくのです。そこで、良質なNMNを外から補給することにより、若返りを促す補酵素を増やし、細胞のエネルギー活動の活性化につながっていきます。

第三者機関によるマウス実験では、NMNは摂取から7分前後で血液循環に入り、肝臓や筋肉、脳などの主要な組織に運ばれ、NAD+レベルを速やかに、確実に増加させることが報告されています。もともと体内にありながら、意識的に増やすことのできないNAD+。この補酵素を体内で合成するには、NMNを外から摂取するより他ありません。
例えばNMNを含有する母乳や緑黄色野菜、ブロッコリー、枝豆、アボガドの摂取も有効ですが、含有量はごくわずか。食事から必要量を摂取するとなると、気の遠くなるような量を食さなければなりません。そこでサプリメントのような形態で、NMNを補填することが現実的でしょう。世界中、各方面で研究が続けられているのも頷けます。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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