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昼食後のオーラルケアが長期的な健康維持の役割を担う


歯科検索サイトTeech(ウミガメ社運営)が、昼食後のオーラルケアに関して、20〜40代男女300人へのアンケート調査を実施し、その結果を公表しています。

日中の忙しさの中で、昼食後の数分は何気ない休息の時間に過ぎないと思いがちですが、この時間が実は健康管理にとって非常に重要なのだそうです。特にオーラルケアは、私たちの健康だけでなく、社会的な印象にも深く関わっており、最新の調査をもとに、20代から40代の男女のオーラルケア習慣に関する興味深いデータが明らかになりました。

今回の調査では、20代〜40代の男女を対象に『昼食後のオーラルケア、何を使っていますか?』というアンケートを行っています。この調査によれば、昼食後にオーラルケア製品を利用している男性は61.6%に留まるのに対し、女性はそれを上回る70.4%という結果が出ています。男女差で約10ポイントの差は、健康に対する日常的な注意深さと予防的措置への意識が、男女で異なることを示しています。(グラフ1)

グラフ1

特定のオーラルケア製品に目を向けてみますと、歯ブラシ使用では女性が62.4%と男性の52.2%を上回っています。また、マウスウォッシュでは女性が25.3%、男性が15.9%と、特にこの製品においては女性の方がかなり積極的なことがわかりました。これらの数字から、健康で清潔な口内環境を保つことへの女性の強い関心が読み取れる結果となっています。キシリトールガムの使用に関しては、男女間で差はあまり見られませんが、これは口の健康を維持するための日常的なケアとして広く認識されていることを示しています。(グラフ2)

グラフ2

同社ではオーラルケアがもたらす見えない効果や、昼食後のオーラルケアの重要性について次のように提唱しています。

「良いオーラルケアの習慣は、口の清潔さを超えて、健康全般に良い効果をもたらします。食後にすぐに歯を磨くことで、食事によって口内のpHが低下し、細菌が繁殖しやすくなるのを防ぎます。マウスウォッシュを使用することで、歯ブラシが届きにくい場所の細菌も減らすことができるのです。フロスを使う習慣は、歯間や歯周ポケットの小さな食べ物のかけらやプラークを取り除くことで、歯周病を予防するのに不可欠です。そしてキシリトールガムを噛むことは唾液の分泌を促進し、自然と口内を浄化する効果があります。

昼食後のオーラルケアが重要な理由としては、食後の細菌の繁殖を抑えることが、歯を強く健康に保ち、長期的な健康問題の予防に繋がるからです。また、良好な口内環境は社交的な環境でもプラスの印象を与え、自信につながります。毎日のちょっとしたオーラルケアが、健康への第一歩になることは疑いようのない事実です。さあ、今日から昼食後のオーラルケアに少し時間を割いて、健康と清潔感を手に入れましょう。それが、明日の自分への最高のプレゼントになるでしょう。」

歯科医院検索サイトTeechhttps://teech.jp/

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子


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