リクルート(本社東京都千代田区)の美容に関する調査研究機関ホットペーパービューティアカデミー (https://hba.beauty.hotpepper.jp/) は、全国の人口20万人以上の都 市居住者のうち、15〜69歳の男女1万3,200人を対象に、過去1年間におけるエステサロン(フェイシャル、ボディ・痩身)の利用に関する実態調査を実施し、その結果が公表されました。
まず、初回来店時のサロン選びで重視したポイントでは、女性は「ネット掲載情報で自分にあっていそうなスタッフを見つけられる」ことに、男性は「ネットのデザインやスタイル」をそれぞれ重視している様子が伺えます。(表1)
女性のフェイシャルサロン利用率(過去1年間に 1回以上利用)は、6.8%で前年比0.8ポイント減。一方、男性のサロン利用率は、フェイシャル、ボディ・/瘦身ともに4.3%と、いずれも過去5年で最も高い結果です。(表2・3)
1回あたり女性の利用金額は、フェイシャルが 7,027円、ボディ・瘦身は 7,483円と前年から、ほぼ横ばいで推移しています。(表4・5)
施術部位別で見てみますと、男性のフェイシャルでは、「しわ・小じわの改善」(35.5%)が急増。前年から10.0ポイント増加し、6位から1位に浮上。ボディ・痩身では、「お腹」(44.9%)と、「脚(ふくらはぎ・足首)」(39.3%) が、前年比3ポイント以上の増加となりました。(表6・7)
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル